NBAオールスターのベン・シモンズは、フィラデルフィア・セブンティシクサーズにトレードを要求している。

昨季のNBAプレイオフで精彩を欠いたことを受け、シモンズには容赦ない批判が浴びせられており、NBAレジェンドのシャキール・オニールやチャールズ・バークレーなどもシモンズを批判。

このドラマはまだまだ続きそうだが、この夏にシモンズとワークアウトに取り組んだという元NBAスターのギルバート・アリーナスによると、影響力のあるオニールとバークレーはシモンズを批判すべきではないという。アリーナスのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。

彼らはベン・シモンズをバスケットボール選手として見ている。

だから、人々はバスケットボール選手であるということと人間であるということを分けて考えていないんじゃないかな。

シャックもしくはバークレーが発言すると、すべて白になる。

もし彼らが彼のことをプリマドンナと呼べば、君たちは彼が男であったとしてもプリマドンナと呼ぶだろう。

彼は騒がしいタイプの男ではない。

ただプレイしたいと思っている物静かな若者なんだ。

僕はこの夏にベンと一緒に過ごした。

彼のワークアウトを見た。

彼は準備するためにすべてをこなしていた。

彼を見た時、僕はこう思ったよ。

「君は実際はシュートを撃てる。フォームを持っている。高くリリースするようなひどいフォームではない。本当に素晴らしいフォームを持っている。地に足がついている」とね。

ここ最近はNBAレジェンドのアイザイア・トーマスがシモンズを擁護するなど、シモンズの状況を案じている人々は少なくない。

シモンズがNBAゲームに復帰できるのはまだまだ先になりそうだが、シモンズをサポートする声は間違いなく彼に届いていることだろう。