元NBAオールスターポイントガードのケンバ・ウォーカーがニューヨーク・ニックスに加わった時、「ウォーカーとデリック・ローズ、どちらを先発ポイントガードとして起用すべきか？」という議論が巻き起こった。

すると、ローズは「ウォーカーがスターターにふさわしい」と釘を指し、指揮官のトム・ティボドーHCは実際にウォーカーを先発起用している。

では、ウォーカーはどう考えているのだろうか？

ウォーカーによると、先発であろうとベンチ出場であろうと、良いプレイをしているほうがより長くコートにいるべきだという。ウォーカーのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。

僕がスコアリングするゲームもあるだろうし、そうではないゲームもあるだろう。

デリックがものすごく良いプレイをするゲームもあるだろうし、その時は彼がコートに立ち続ける。

そういうものだ。

他の選手がものすごく良いプレイをしていると、僕がコートに戻らないこともあるだろう。

それが問題だとは思わないよ。

DローズはNBA史上最年少のMVPだからね。

ティボドーHCはクラッチタイムでローズを起用することもあれば、ウォーカーを起用することもある。

今季のニックスはそれほど選手層が厚いということだろう。

ウォーカーとローズには切磋琢磨しながら成長し、ニックスをさらに牽引してもらいたいところだ。

なお、ウォーカーとローズの今季のスタッツは以下の通りとなっている。

–	K・ウォーカー	D・ローズ
出場試合数	5	5
平均出場時間	26.8	22.6
平均得点	14.2	13.8
平均リバウンド	3.0	3.2
平均アシスト	2.8	3.4
平均スティール	1.2	1.0
平均ターンオーバー	1.4	1.6
FG成功率	49.0％	48.1％
3P成功率	58.1％	54.5％
フリースロー成功率	60.0％	87.5％