デイミアン・リラードがオフィシャルのコールに「受け入れ難い」
ポートランド・トレイルブレイザーズは現地10日、ロサンゼルス・クリッパーズに8点差で敗れ、連勝は2でストップした。
この日はNBAオールスターガードのデイミアン・リラードが今季ベストとなる27得点を記録したものの、フリースローアテンプト数はわずか1本。
リラードによると、何度もファウルを受けていたにもかかわらず適切にコールされなかったという。
リラードはクリッパーズ戦のオフィシャルについて以下のように指摘。Sports Illustratedが伝えている。
この試合のオフィシャルのやり方は受け入れ難い。
大きな話にはあまりしたくないが、見落とされていたんだ。
ルール変更の影響は僕にはないと思う。
なぜなら、僕はレフェリーを欺こうとしていないからね。
レフェリーを欺くようなプレイはしていない。
ただ受け入れ難い。
NBAは今季からシューティングモーション時のファウルルールを変更している。
ブルックリン・ネッツのジェイムス・ハーデンやアトランタ・ホークスのトレイ・ヤングなどファウルをもらうスキルに長けたNBA選手は特にルール変更の影響を受けているという。
リラードもそのひとりであり、リラードの昨季の平均フリースローアテンプト数は7.2本だったのに対し、今季は半分以下の3.2本にとどまっている。
これはNBAキャリアワーストとなる数字だ。
今季のリラードはルーキーシーズン以来ワーストとなる平均19.3得点にとどまっているが、ルールがすぐに変わることはないため、新たなルールにアジャストしなければならないだろう。
果たしてリラードは昨季までのようなパフォーマンスを取り戻せるのだろうか?
なお、リラードの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 11 | 693 |
平均出場時間 | 34.5 | 36.3 |
平均得点 | 19.3 | 24.6 |
平均リバウンド | 3.9 | 4.2 |
平均アシスト | 8.3 (キャリアハイ) | 6.6 |
平均スティール | 0.7 (キャリアワースト) | 1.0 |
平均ターンオーバー | 2.5 | 2.8 |
FG成功率 | 36.5% (キャリアワースト) | 43.7% |
3P成功率 | 25.5% (キャリアワースト) | 37.3% |
フリースロー成功率 | 85.7% | 89.3% |
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