アンドレ・イグダーラ「カイリー・アービングより優れているポイントガードはNBA史上3人だけ」
NBAは先日、創設75周年を記念してNBA史上最も偉大な75選手をピックアップした記念チームを発表した。
当然ながらNBAのチョイスには賛否両論あり、「あの選手を入れるべき」、「あの選手はふさわしくない」などという声があがっている。
そんな中、ゴールデンステイト・ウォリアーズのベテランフォワード、アンドレ・イグダーラが、NBAオールスターガードのカイリー・アービングが選出されなかったことに疑問を呈した模様。
イグダーラによると、アービングはNBAのリストに入った多くの選手より優れたポイントガードだという。イグダーラのコメントをlarrybrownsports.comが伝えている。
カイリーより優れていると言って許されるのは、マジック(・ジョンソン)、ステフ(・カリー)、アイザイア(・トーマス)のみだ。
CP(クリス・ポール)が選ばれたことに腹は立たないが、僕ならカイリーを選ぶ。
だが、人々は「出場試合数が不十分だ」と主張するだろうね。
スティーブ・ナッシュはカイリーにまったく及ばない。
カイリーはチャウンシー・ビラップスやマーク・プライスより優れたポイントガードだ。
アービングはNBAオールスターに7度、オールNBAチームに3度選出され、クリーブランド・キャバリアーズ時代にはNBAチャンピオンに輝いた実績を持つ。
アービングがNBA史上最高のガード選手の一人であるのは間違いないだろうが、アービングがNBAの周年記念チームに入るためにはMVPなど際立った実績が必要になるのかもしれない。
なお、マジック・ジョンソン、アイザイア・トーマス、ステフィン・カリー、アービングのNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | M・ジョンソン | I・トーマス | S・カリー | K・アービング |
---|---|---|---|---|
出場試合数 | 906 | 979 | 773 | 582 |
平均出場時間 | 36.7 | 36.3 | 34.3 | 33.9 |
平均得点 | 19.5 | 19.2 | 24.2 | 22.8 |
平均リバウンド | 7.2 | 3.6 | 4.6 | 3.8 |
平均アシスト | 11.2 | 9.3 | 6.5 | 5.7 |
平均スティール | 1.9 | 1.9 | 1.7 | 1.3 |
平均ターンオーバー | 3.9 | 3.8 | 3.1 | 2.6 |
FG成功率 | 52.0% | 45.2% | 47.6% | 47.0% |
3P成功率 | 30.3% | 29.0% | 43.2% | 39.1% |
フリースロー成功率 | 84.8% | 75.9% | 90.8% | 88.1% |
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