ジェイムス・ハーデン「元の状態に戻りつつある」
ブルックリン・ネッツのNBAオールスターガード、ジェイムス・ハーデンは、今季厳しい出だしを強いられた。
ハーデンのパフォーマンスにはシュートモーション時のファウルコールのルール変更が大きく影響していると考えられているが、現地12日に行われたニューオーリンズ・ペリカンズ戦では10本中6本の3ポイントを含む39得点、12アシストを記録。
また、フリースローアテンプト15本と、昨季と変わらないパフォーマンスを見せた。
ハーデンによると、ようやく元の彼自身を取り戻しつつあるという。ハーデンのコメントをESPNが伝えている。
僕は元の状態に戻りつつある。
長くはかからなかった。
NBAは最も高いレベルのスポーツであり、世界で最も才能ある選手たちが集まっている。
だから、コートに出て仕事をするのは簡単なことではない。
皆が見ているようなレベルでプレイするためには、多くのハードワークが必要なんだ。
僕が30得点を記録しない時、平均18得点程度にとどまっている時は、「ジェイムスに何があったんだ?」と思われてしまう。
僕はすごく良いプレイをしているし、人々が僕に設けた基準とはまったく異なるレベルでプレイしているんだ。
僕は僕自身の基準を設けている。
ただ働き続けるだけさ。
僕はすごく良くなってきていると思し、仕事を止めることはないよ。
ハーデンは今季序盤、ハムストリングの状態が万全ではないことを明かしていた。
だが、ハムストリングの違和感は徐々に薄れ、ようやく全開でプレイできるようになったのだろう。
ハーデンが完全に自身のパフォーマンスを取り戻した時、ネッツはますますNBAチャンピオンに近づくに違いない。
なお、ハーデンの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 13 | 890 |
平均出場時間 | 34.2 | 34.4 |
平均得点 | 19.8 | 25.1 |
平均リバウンド | 7.8 | 5.5 |
平均アシスト | 9.0 | 6.6 |
平均スティール | 1.1 | 1.6 |
平均ターンオーバー | 4.8 | 3.7 |
FG成功率 | 42.9% | 44.4% |
3P成功率 | 41.4% (キャリアハイ) | 36.4% |
フリースロー成功率 | 84.5% | 85.8% |
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