バム・アデバヨが「3ポイントを身に付けろ」の声に「うんざりしている」
マイアミ・ヒートのバム・アデバヨは、NBAを代表するビッグマンのひとりだ。
高い身体能力と機動力を持ち、今季はNBAキャリアベストとなる平均19.4得点、10.6リバウンドを記録しているアデバヨ。
だが、近年のNBAではビッグマンにもアウトサイドシュートが求められているため、アデバヨに「3ポイントシュートを身に付けろ」と指摘する声も少なくない。
しかし、アデバヨがすぐに3ポイントシュートの練習に取り組むことはないのかもしれない。
アデバヨは「3ポイントシュートを身に付けろ」という声について、以下のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
そう言われることにうんざりしている。
選手として成長させてもらいたい。
皆は選手に「これをするべきだ」と伝えようとしているが、多くの人々は僕の席やエリック・スポエストラの席に座ったことがないよね。
多くの人々は「これをするべき」とか、「ここを変えるべき」とか言ってくる。
だが、彼らはこのような状況に身を置いたことが一度もないんだ。
アデバヨがアウトサイドシュートを身に付けたら、ジミー・バトラーやカイル・ラウリー、タイラー・ヒーローなどのドライブがより容易になる可能性がある。
だが、ヒートが勝ち続けている限り、アデバヨがプレイスタイルを変えることはないだろう。
なお、アデバヨはNBAキャリアを通して3ポイントを45本放ち、7本の成功にとどまっている。
アデバヨの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りだ。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 14 | 301 |
平均出場時間 | 32.6 | 27.6 |
平均得点 | 19.4 (キャリアハイ) | 12.7 |
平均リバウンド | 10.6 (キャリアハイ) | 8.1 |
平均アシスト | 2.6 | 3.4 |
平均スティール | 1.2 (キャリアハイタイ) | 0.9 |
平均ブロックショット | 0.4 (キャリアワースト) | 0.9 |
平均ターンオーバー | 2.9 | 2.0 |
FG成功率 | 50.3% (キャリアワースト) | 55.5% |
3P成功率 | 0% (0/1) | 15.6% (7/45) |
フリースロー成功率 | % | 74.6% |
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