ドワイト・ハワードが2012年のレイカーズへのトレードを振り返り「望んでいなかった」
元NBAオールスターセンターのドワイト・ハワードは、この夏に1年契約でロサンゼルス・レイカーズに復帰した。
ハワードがレイカーズに所属するのは、NBAキャリアを通してこれで3度目。
ハワードが最初にレイカーズに加わったのは、コービー・ブライアントがいた2012年だ。
レイカーズはNBAで最も歴史あるフランチャイズのひとつであり、多くのNBA選手がレイカーズでプレイすることを夢見るというが、ハワードによると、レイカーズにトレードで移籍することは望んでいなかったという。
ハワードは当時を振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
オーランドを離れる時に思っていたのは、ロサンゼルスには行きたくないということだった。
それは(オーランド・)マジックも知っていたことだ。
だが、僕がロサンゼルス以外のチームに行きたいと思っていたにもかかわらず、彼らは当時僕が行きたくなかったロサンゼルスにトレードした。
当時ロサンゼルスに行きたくなかったのは、僕が誰かの後を継ごうとしていると人々に思われるんじゃないかと感じていたからだったんだ。
ハワードが言う「誰か」とは、間違いなく犬猿の仲にあるシャキール・オニールだろう。
だが、ハワードはレイカーズにトレードされると、「ここにいるべきかもしれない」と感じたという。
しかし、ブライアントとハワードがフィットすることはなく、ハワードはわずか1年でヒューストン・ロケッツに移籍することになった。
レイカーズを1シーズンで去ったのは、ロサンゼルスの明るいスポットライトやプレッシャーに耐えられなかったからではないよ。
ジェイムス・ハーデンという若くて優秀なシューティングガードがいるチームを見たからだったんだ。
僕はカメラが大好き。
楽しませることが大好き。
ただ、僕は自分でこのキャリアを選んだのさ。
1年でレイカーズを去ったハワードに対し、レイカーズファンはブーイングを浴びせ続けた。
ハワードのステイプルズセンター凱旋試合で、ハワードとブライアントが激しい口論を繰り広げたのは誰もが知るところだろう。
だが、レブロン・ジェイムスと共にレイカーズをNBAチャンピオンに導いたことにより、レイカーズでの悪評はすべて帳消しとなり、ハワードは今やレイカーズファンのお気に入りのひとりとなった。
今季は十分な出場機会を得ることができていないものの、これからもレイカーズファンを楽しませ、チームメイトたちを鼓舞し続けるに違いない。
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