36歳のクリス・ポールが今もNBAトップ選手である理由とは?
フェニックス・サンズのクリス・ポールは、NBAキャリア17年目の今季も支配力のあるパフォーマンスを見せている。
昨季はサンズをNBAファイナル進出に導き、今季はNBAトップとなる平均10.3アシストを記録しているポール。
では、なぜポールは36歳の今もNBAトップレベルのパフォーマンスを維持できているのだろうか?
NBAキャリア4年目のミカル・ブリッジズによると、身体の管理を徹底していることと高いバスケットボールIQを持っていることが、ポールが今もNBAトップ選手のひとりである理由だという。ブリッジズのコメントをtalkbasket.netが伝えている。
その理由のひとつは、ウェイトリフトなどで身体をケアしていることだ。
彼はそれをマスターしている。
彼はビーガンだし、トレーナーと一緒に来て、どんなウェイトリフトをするのかを理解している。
毎日決まった時間にやっているし、それが彼のルーティンなんだ。
2つ目の理由は、彼のIQだ。
本当に高いIQを持っている。
身体をケアしているから、今もプレイできている。
だが、彼のIQは他の人々とは違うんだ。
彼なら50歳までプレイできるだろう。
彼のIQとスマートさは素晴らしい。
彼はゲームをすごく理解しているんだ。
信じられないほど素晴らしい。
サンズはNBA屈指のスコアラーであるデビン・ブッカー抜きで戦っているものの、現在22勝5敗、ウェスタン・カンファレンス2位と素晴らしいパフォーマンスを見せている。
ブッカーが抜けても大きく崩れないのは、やはりポールの活躍によるところが大きいと言えるだろう。
”バナナボートクルー”のレブロン・ジェイムス同様、ポールが何歳までNBAトップレベルのパフォーマンスを維持できるのか注目したいところだ。
なお、ポールの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 27 | 1117 |
平均出場時間 | 32.7 | 34.6 |
平均得点 | 14.6 (キャリアワースト) | 18.2 |
平均リバウンド | 4.0 | 4.5 |
平均アシスト | 10.3 | 9.4 |
平均スティール | 2.0 | 2.1 |
平均ターンオーバー | 2.4 | 2.4 |
FG成功率 | 47.4% | 47.2% |
3P成功率 | 33.3% | 37.1% |
フリースロー成功率 | 81.8% (キャリアワーストタイ) | 87.2% |
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