チャンドラー・パーソンズがグリズリーズの元幹部に大人の対応
2011年のNBAドラフト38位選手であるチャンドラー・パーソンズは、アトランタ・ホークスで過ごした2019-20シーズン以降NBAから離れている。
パーソンズはヒューストン・ロケッツの一員として華々しいNBAキャリアを送ったものの、度重なる怪我が影響し、メンフィス・グリズリーズに所属した2016-17シーズンから出場機会が激減。
にも関わらずグリズリーズから9400万ドルの大金を得たため、不良債権となったパーソンズには批判が集中していた。
当時グリズリーズで働いていたジョン・ホリンジャーも、不良債権化したパーソンズに頭を悩まされていたのかもしれない。
larrybrownsports.comによると、ホリンジャーはSNS上で「嘘のような本当の話を教えてくれ」と訊かれたところ、「1時間足らずで、ある人間に2億5000万ドルを使ったことだ」と返したという。
ホリンジャーがパーソンズの名前を出すことはなかったものの、パーソンズは自身のことだと感じ、「すごく感謝している」とツイートした。
パーソンズはグリズリーズの3シーズンでわずか95試合の出場にとどまり、その後のトレードでアトランタ・ホークスに移籍。
すると、しばらくした後にホリンジャーもグリズリーズを去ることになった。
パーソンズは怪我に苦しむNBAキャリアを送っただけでなく、ホークス所属時は練習後の帰り道で交通事故に巻き込まれ、脳震盪とむち打ちを発症。
当然ホークスで出場機会を得ることはできず、シーズン中にウェイブされた。
現在33歳のパーソンズがNBAに復帰することはおそらくないだろう。
だが、少なくとも今は幸せな人生を送っているに違いない。
なお、パーソンズのNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | NBAキャリア |
---|---|
所属チーム | ヒューストン・ロケッツ ダラス・マーベリックス メンフィス・グリズリーズ アトランタ・ホークス |
出場試合数 | 440 |
平均出場時間 | 30.1 |
平均得点 | 12.7 |
平均リバウンド | 4.5 |
平均アシスト | 2.7 |
平均スティール | 0.9 |
平均ターンオーバー | 1.5 |
FG成功率 | 46.2% |
3P成功率 | 37.3% |
フリースロー成功率 | 71.3% |
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