ドワイト・ハワード「不満を言ってはならない」
ロサンゼルス・レイカーズの元NBAオールスターセンター、ドワイト・ハワードは今季、ディアンドレ・ジョーダンのバックアップとしてプレイしていたが、その後先発に抜擢された。
しかし、指揮官のフランク・ボーゲルHCがレブロン・ジェイムスをセンターのポジションで起用するラインアップを採用すると、ハワードの出場機会は激減。
ハワードの役割は目まぐるしく変化することになってしまったわけだが、ハワードによると、最も重要なのはレイカーズが勝利することであり、役割の変化について不満を言うことはないという。ハワードのコメントをlakersnation.comが伝えている。
メンタルを強く保たなければならない。
なぜなら、物事は一夜にして変わり得るからね。
不満を言ってはならない。
不満があるなら皆と離れた場所で口にし、笑顔を絶やさない。
チャンスが与えられた時は、できる限りハードにプレイするだけだ。
どの選手もタフな状況に置かれることがある。
僕とDJ(ディアンドレ・ジョーダン)はローラーコースターのようなシーズンを送っている。
僕とDJはエネルギーとシナジーをもたらさなければならない。
コートでもベンチでもロッカールームでも、エネルギーのレベルを高く保たなければならない。
集中力を維持しなければならないんだ。
僕は優勝パレードを望んでいる。
だから、出場時間が10分だろうと3分だろうとどれだけ長くプレイしようと、その時間はできる限りハードにプレイし、どんな形でもインパクトをもたらすだけだ。
ボーゲルHCはジェイムスをセンターのポジションでプレイさせることに光を見出した。
ハワードもそれを認め、今後はミドルレンジシュートと3ポイントシュートの練習により積極的に取り組み、チームに貢献すべく努力するという。
ハワードはもうNBAオールスターレベルの選手ではないものの、ジェイムスのように役割と環境の変化にアジャストし、レイカーズのNBAタイトル奪還に貢献するに違いない。
なお、ハワードの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 30 | 1212 |
平均出場時間 | 14.9 | 32.1 |
平均得点 | 5.0 (キャリアワースト) | 15.9 |
平均リバウンド | 5.5 (キャリアワースト) | 11.9 |
平均アシスト | 0.6 | 1.4 |
平均スティール | 0.8 | 0.9 |
平均ブロックショット | 0.6 (キャリアワースト) | 1.8 |
平均ターンオーバー | 0.8 | 2.7 |
FG成功率 | 60.0% | 58.6% |
3P成功率 | 75.0% (6/8) | 20.8% (20/96) |
フリースロー成功率 | 62.1% | 56.6% |
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