ダニー・グリーン「ジョエル・エンビードはフットワークとシュートタッチがあるシャキール・オニール」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスターセンター、ジョエル・エンビードは、今季もMVPレベルのパフォーマンスを見せている。
チームも30勝19敗、イースタン・カンファレンス3位と絶好調で、エンビードに対する評価は高まるばかりだ。
ベテランシューターのダニー・グリーンも、エンビードの圧倒的なパフォーマンスに驚きを隠せないのかもしれない。
グリーンによると、エンビードはNBAレジェンドのシャキール・オニールにフットワークとシュートをプラスしたような選手だという。グリーンのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
彼は213cm、127kg。
僕たちがこれまで見たことがないような力を彼は持っている。
彼はフットワークとシュートタッチがあるシャックだ。
彼のようなガード選手のスキルを持ったビックマンは見たことがない。
彼は毎日仕事に打ち込んでいるし、毎日映像で確認している。
映像を見て彼自身を知り、対戦する相手を知り、マッチアップするビッグマンに対してどのようなアドバンテージがあるのかをチェックしているんだ。
彼が最も成長した点は、ダブルチームを読むこと、チームメイトたちをもっと信頼するようになったことだと思う。
相手の動きを読み、適切なパスを出し、正しいプレイをすることにより、チームメイトたちがリズムに乗り、ゲームをより簡単にするのを助けられるようになったんだ。
エンビードはサイズとフィジカル、シュート、さらに強靭なメンタルを併せ持つ稀有なNBA選手であり、1on1で止めるのはほぼ不可能だ。
これまでダブルチームを仕掛けられた時の対応を課題にしていたが、それも克服しつつある。
ますます手が付けられないビッグマンになりつつあるエンビードは、果たしてどこまで成長するのだろうか?
なお、エンビードの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 38 | 298 |
平均出場時間 | 32.9 | 30.9 |
平均得点 | 29.1 (キャリアハイ) | 25.4 |
平均リバウンド | 10.8 | 11.2 |
平均アシスト | 4.4 (キャリアハイ) | 3.2 |
平均スティール | 0.9 | 0.8 |
平均ブロックショット | 1.4 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 3.0 | 3.4 |
FG成功率 | 49.9% | 48.8% |
3P成功率 | 36.6% | 33.3% |
フリースロー成功率 | 81.1% | 80.9% |
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