トレイシー・マグレディ「僕の周りには駒がなかった」
NBAレジェンドのトレイシー・マグレディは、全盛期はリーグトップクラスのスコアラーとして活躍した。
NBAオールスター7度選出、オールNBAチーム7度選出、得点王2度など輝かしい実績を残したマグレディ。
だが、マグレディは16年のキャリアを通して一度もNBAチャンピオンになることができなかった。
では、なぜマグレディはNBAタイトルを獲得することができなかったのだろうか?
マグレディによると、周囲に適切なピースが揃っていなかったため、無冠のままNBAキャリアを終えることになってしまったという。マグレディのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
世界中のどの国に行っても僕だと認識される。
どこに行ってもリスペクトしてくれる。
ストリートでも、ビジネスの世界でも、すごくリスペクトしてくれる。
だが、NBAチャンピオンになるためにはたくさんの要素が関係してくる。
僕のゲームと僕のプレイを考えると、もし周りに適切なピースが揃っていたらチャンピオンになれたと思わないかい?
僕はトップ選手のひとりだった。
周りにピースが揃っていなかっただけだ。
マイケル・ジョーダンにはスコッティ・ピッペンが、コービー・ブライアントにはシャキール・オニールが、レブロン・ジェイムスにはドウェイン・ウェイドやカイリー・アービングがいたように、スーパースターひとりでチームをNBAチャンピオンに導くのは至難の業だ。
もしマグレディの周りに適切なピースが揃っていれば、マグレディのNBAキャリアはまた違うものになっていたのかもしれない。
なお、マグレディのNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | NBAキャリア |
---|---|
所属チーム | トロント・ラプターズ オーランド・マジック ヒューストン・ロケッツ ニューヨーク・ニックス デトロイト・ピストンズ アトランタ・ホークス サンアントニオ・スパーズ |
出場試合数 | 938 |
平均出場時間 | 32.7 |
平均得点 | 19.6 |
平均リバウンド | 5.6 |
平均アシスト | 4.4 |
平均スティール | 1.2 |
平均ターンオーバー | 2.2 |
FG成功率 | 43.5% |
3P成功率 | 33.8% |
フリースロー成功率 | 74.6% |
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どこにいってもリスペクトしてもらってるのに何故他人を落とすようなことを言えるんだろうか
私が一番好きな選手。確かに1人で勝つ事は出来ないけど、彼が率いて一回戦を突破出来なかったのも事実。
背中の怪我も慢性化していて全盛期も短かった。ツキもなかった印象があります。移籍せずカーターと組んでいれば…ヒルが健康体なら…マジックに残ってハワードと組んでいれば…色々と思うところもありますが、NBAに興味を持たせてくれたのはT-Mac。当時小遣いを貯めて唯一買ったのもマジックの背番号1。プレーオフでは勝てなかったけど、彼のプレーが色褪せる事はないです。
価値を下げる事言わんといて
マグレディも引退してから大口叩くようになったなぁ。
ピアースやパーキンスと並んで、老害3人衆って感じ。
優勝できなかったことをよもや周りの選手のせいにするとは…見損なったわ