ケビン・デュラント「ロッカールームの雰囲気を掴めなかった」
NBAオールスターガードのジェイムス・ハーデンは、先日のトレードでフィラデルフィア・セブンティシクサーズに移籍した。
ハーデンにはカイリー・アービングとの関係悪化や、複数のチームメイトが「ハーデンはチームにコミットしていない」などといった噂や憶測が流れている。
ネッツのロッカールームの雰囲気は決して良い状態ではなかったというが、NBAオールスターフォワードのケビン・デュラントによると、怪我によりチームと帯同することが少ないため、ロッカールームの雰囲気については把握できていなかったという。
デュラントはハーデンのトレードを受け、次のようにコメント。ESPNが伝えている。
僕はチームの周りにいなかったから、本当に本当に(ロッカールームの)雰囲気を掴めなかった。
だが、敗戦が僕たちを傷つけているのは分かっていた。
僕が怪我をして一緒にいられなかったことも、チームを傷つけてしまったかもしれない。
それと、カイリーもラインアップに入ったり出たりしている。
ただ、僕はチームの周りにいなかったから、感触が掴めなかったんだ。
ジェイムスは誰かに何かを説明する必要はない。
彼は自立した人間だ。
彼は彼自身で決定を下す。
誰かに説明する義務はない。
僕も説明を求めない。
僕はこの件が終わり、チームが前に進めることを嬉しく思っている。
このノイズが終わることを嬉しく思っている。
彼も同じように感じているはずさ。
デュラントによると、ハーデンにトレードの意志を確認するようなことはせず、もし説得したとしてもハーデンの心は変わらなかったという。
ハーデンの決断を「友人として受け入れなければならない」と語ったデュラント。
デュラント自身もNBAキャリアを通して2度移籍しているため、ハーデンの気持ちをよく理解できるのかもしれない。
これからのハーデンとデュラントは良きライバルとして切磋琢磨することだろう。
コメントを残す