ロシアのチームから元NBA選手が続々離脱
ワシントン・ウィザーズの一員としてプレイした2019-20シーズンを最後にNBAを離れたシャバズ・ネイピアは、現在ロシアのクラブチームであるゼニト・サンクトペテルブルクに所属している。
だが、ロシアがウクライナを侵攻したことを受け、ネイピアはロシアを離れる決断を下したと報じられた。
その他の元NBA選手がロシアのチームを離れる決断を下した模様。
hoopsrumors.comによると、CSKAモスクワに所属するジョエル・ボロンボーイとトルニケ・シェンゲリア、UNICSカザンに所属するジャレル・ブラントリーがチームを離れ、ロシア国外に出る見込みだという。
また、ロシアのチームであるゼニト・サンクトペテルブルクはロシア人以外の所属選手やコーチ、スタッフに母国への帰国を許可したと報じられている。
CSKAモスクワ、UNICSカザン、ゼニト・サンクトペテルブルクは共同で声明を発表し、ユーロリーグに対して1カ月の試合延期を要請したというが、リトアニアのチームであるBCジャルギリスのディレクターはユーロリーグの決定が十分ではないと考え、以下のように語っていた。
我々は軍事侵攻している国のチームとはプレイしたくない。
これが我々の姿勢であり、ユーロリーグとそのクラブチームにはそう提案した。
なお、ユーロリーグは現地28日に緊急会議を開催し、ロシアのクラブチームに対して以下の処分を決定した。
1. ロシアのチームのユーロリーグ(CSKAモスクワ、UNICSカザン、ゼニト・サンクトペテルブルク)と7DAYSユーロカップ(ロコモティブ・クバン)参加資格を停止する。
2. ユーロリーグは状況をモニターし続け、もし好転しない場合、レギュラーシーズンにおけるロシアのクラブチームとの試合を無効とし、そのうえで順位を決定する。
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