ドレイモンド・グリーンのウォリアーズにおける価値とは?
NBAオールスターフォワードのドレイモンド・グリーンはゴールデンステイト・ウォリアーズが現地3日にダラス・マーベリックスに敗れた後、「2週間後の復帰を目指している」と明かした。
グリーンがNBA屈指のディフェンダーであることは周知の通りだが、平均一桁得点のオフェンスにおいては過小評価されることも少なくない。
だが、グリーンがウォリアーズのオフェンスにおいて欠かせないひとりであることは数字が証明しているようだ。
ESPNによると、グリーンは離脱する前、1試合あたりチーム2位となる平均ボールタッチ数73.6回、チーム1位となる平均アシスト数7.4本を記録していたという。
また、NBA史上最高のシューターであるステフィン・カリーもグリーンのオフェンスにおける役割を高く評価し、次のように語っている。
彼のプレイメイキングから恩恵を授かっているクレイ・トンプソンやジョーダン・プールのよう選手たちが影響を受けている。
ドレイモンドがいない間、我々のオフェンスは少し異なっている。
プレイメイキングの面においてより多くの仕事をこなさなければならないし、もっとボールをケアしなければならないんだ。
ウォリアーズは現在3連敗中と、調子を落としている。
NBAプレイオフ進出の可能性は極めて高いが、グリーンが復帰するまでにチーム力を高め、最高の状態でグリーンを迎え入れたいところだろう。
なお、グリーンの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 34 | 673 |
平均出場時間 | 29.9 | 28.5 |
平均得点 | 7.9 | 8.7 |
平均リバウンド | 7.6 | 6.9 |
平均アシスト | 7.4 | 5.4 |
平均スティール | 1.4 | 1.4 |
平均ブロックショット | 1.2 | 1.0 |
平均ターンオーバー | 3.1 | 2.2 |
FG成功率 | 53.7% (キャリアハイ) | 44.0% |
3P成功率 | 28.6% | 31.5% |
フリースロー成功率 | 59.7% (キャリアワースト) | 71.0% |
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