NBAレジェンドのマジック・ジョンソンは先日、ロサンゼルス・レイカーズのラッセル・ウェストブルックについて、「メディアと戦うな」、「もし我々がプレイインゲームを突破することができなければ、（ウェストブルックの）このトレードはレイカーズ史上最悪のトレードになるかもしれない」などと語った。

また、故意かうっかりかは分からないが、ジョンソンがNBAカウントダウンショーに出演した際にウェストブルックを「ウェストブリック」と呼んだことも話題を集めている。

しかし、ウェストブルックが現地7日にファンの行き過ぎた行為の影響が家族に及んでいることを明かすと、ジョンソンはウェストブルックを全力でサポートすることを決意したのかもしれない。

larrybrownsports.comによると、ジョンソンはレイカーズファンに対し、一致団結してウェストブルックをサポートするように呼びかけたという。

レイカーネーション。

一致団結し、ラッセル・ウェストブルックと彼の家族をサポートするのは我々の責任だ。

ウェストブルックの家族に対する脅迫と攻撃はまったくをもって受け入れられないし、許容されることではない。

スポーツの世界においてそのような行為があってはならない。

ラッセルのプレイはレイカーズにおいて重要な役割を果たしている。

残りのシーズンとNBAプレイオフで成功するための重要な鍵になるだろう。

ウェストブルックの家族の味方になり、彼らをサポートしよう。

ウェストブルックはレイカーズのシステムにフィットすることができていない。

だが、昨季までの実績を考えると、ウェストブルックがNBAトップクラスの選手であるのは間違いないだろう。

ウェストブルックは「バスケットボールに関する批判はまったく気にしない」と明かしたが、レイカーズファンから十分にサポートされればプレッシャーから解放され、昨季のようなパフォーマンスを取り戻すことができるかもしれない。

ジョンソンの訴えがレイカーズファンに響くかは分からないものの、ウェストブルックの悲痛な訴えがジョンソンの心を動かしたのは間違いないなさそうだ。