ステフィン・カリーとシャキール・オニールがタッグでアカデミー賞受賞
ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーとNBAレジェンドのシャキール・オニールは、NBA史に名を残した偉大な選手だ。
そのふたりがタッグを組んで制作に関わった映画が、見事栄冠を勝ち取った模様。
ESPNによると、カリーとオニールがエグゼクティブプロデューサー兼トッププロモーターとして関わった22分間のドキュメンタリー映画「ザ・クイーン・オブ・バスケットボール」が、アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞したという。
「ザ・クイーン・オブ・バスケットボール」は、アメリカ女子バスケットボール界の先駆者であり、女子選手として初めてNBAドラフトで指名されたルシア・ハリスの人生にフォーカスした短編ドキュメンタリー映画だ。
ハリスは1976年のモントリオールオリンピックにアメリカ代表として出場すると、銀メダル獲得に貢献。
その翌年1997年のNBAドラフト7巡目でニューオーリンズ・ジャズ(現ユタ・ジャズ)から指名されたものの、当時妊娠中だったためNBAデビューは叶わなかった。
オニールはハリスのことをまったく知らなかったが、映画制作を通して深く知ったという。
また、カリーが先日「クイン・ルーシー」と書かれたシューズを履いたことも話題を集めた。
残念ながらハリスは2か月前に他界してしまったが、カリーとオニールのプロモーション活動を通し、多くの人々がハリスの人生に感銘を受けたに違いない。
なお、監督を務めたベン・プラウドフットは「ザ・クイーン・オブ・バスケットボール」のアカデミー賞受賞を受け、以下のように語っている。
女性アスリートの映画に客が集まるのかと疑問を持っている人たち、ストーリーの価値やエンターテインメント、重要性に疑問を持っている人たちがいるなら、このアカデミー賞をその答えにしよう。
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