ジョエル・エンビード「ジェイムス・ハーデン獲得については直前まで知らなかった」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズは先月のトレードでNBAオールスターのジェイムス・ハーデンとポール・ミルサップを獲得し、ベン・シモンズ、セス・カリー、アンドレ・ドラモンドを放出した。
シクサーズは以前からハーデン獲得を狙っていたため、念願叶ってのトレードだったと言えるだろうが、NBAオールスターのジョエル・エンビードはハーデンのトレード交渉にまったく加わっていなかった模様。
エンビードは責任を取らなければならないことを嫌っているため、自らNBAスターを勧誘するようなことはしないという。エンビードのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
正直に話すが、(トレードの直前まで)どうなっているのかまったく知らなかった。
僕はそういった話に入り込みたくないんだ。
なぜなら、その責任を負いたくないからね。
知っての通り、誰かを選び、成功することができなかったら、責任を負わなければならない。
だが、トレードを知った時、僕は「何だって?あのジェイムス・ハーデンか。彼が過去に何をやったのか、僕たちは知っている」という感じさ。
彼とは対戦したことがあったし、僕は常に彼にトラッシュトークを仕掛けようとしていた。
ただ、彼のことはあまり知らなかった。
だが、彼を獲得した時は興奮したよ。
本当に嬉しかった。
なぜなら、僕たちには大きな穴があいていたからね。
僕たちはその穴をジェイムス・ハーデンで埋めたんだ。
エンビードによると、シクサーズの選手たちはハーデンのトレードが発表するとすぐに両手を広げて歓迎したという。
とはいえ、ハーデンをトレードで獲得したことが成功か否かが分かるのは、まだ先の話だ。
果たしてシクサーズは悲願のNBAタイトルを獲得し、ハーデンのトレードが成功だったことを証明できるだろうか?
なお、ハーデンのシクサーズ移籍後とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | シクサーズ移籍後 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 14 | 935 |
平均出場時間 | 37.6 | 34.6 |
平均得点 | 22.4 | 25.0 |
平均リバウンド | 7.6 | 5.6 |
平均アシスト | 9.9 | 6.8 |
平均スティール | 1.5 | 1.5 |
平均ターンオーバー | 3.3 | 3.8 |
FG成功率 | 41.5% | 44.3% |
3P成功率 | 34.8% | 36.2% |
フリースロー成功率 | 89.1% | 85.9% |
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