ステフィン・カリーが新世代に「トーチはまだ渡さない」
ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、NBA史上最も偉大な選手のひとりだ。
今季は3ポイント成功本数でNBA史上トップに躍り出るなど、MVPレベルのパフォーマンスを見せているカリー。
ここ最近は調子を落としてしまっているものの、先日のヒューストン・ロケッツ戦では第4Qでの3ポイント4本を含む40得点、9アシストを記録し、ウォリアーズを勝利に導いた。
21歳のケビン・ポーターJrは試合中にも関わらずカリーにアドバイスを求め、また19歳のジェイレン・グリーンは高校時代にカリーと共にトレーニングし、アドバイスをもらったことがあるというが、カリーは彼らと対戦したことでモチベーションをさらに高めたのかもしれない。
カリーはロケッツ戦を終えた後、次のようにコメントしたという。clutchpoints.comが伝えている。
JK(ジョナサン・クミンガ)、(モーゼス・)ムーディー、ジェイレンが同じ歳だから、そのことについてジョークを言っていただけさ。
僕たちが初めてNBAチャンピオンになった時、彼らは13歳か14歳だったんだ。
その彼らと一緒にプレイしているのだから、クレイジーだよね。
僕は彼らや新世代を大歓迎している。
ただ、トーチはまだ渡さないよ。
カリーは試合中にポーターJrからアドバイスを求められたもののすぐには応じず、試合後にアドバイスを送った。
また、昨季をGリーグで過ごしたルーキーのグリーンによると、グリーンがGリーグでシュートに悩んでいた時、カリーがアドバイスをくれたという。
多くのNBA選手がマイケル・ジョーダンやコービー・ブライアントにアドバイスを求めたように、今の若手選手たちにとってカリーがアドバイスを求めるべき偉大な選手であるのは間違いなさそうだ。
なお、カリーの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 47 | 809 |
平均出場時間 | 34.8 | 34.3 |
平均得点 | 26.0 | 24.3 |
平均リバウンド | 5.5 (キャリアハイタイ) | 4.6 |
平均アシスト | 6.3 | 6.5 |
平均スティール | 1.5 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 3.2 | 3.1 |
FG成功率 | 41.9% (キャリアワースト) | 47.3% |
3P成功率 | 37.9% (キャリアワースト) | 42.9% |
フリースロー成功率 | 91.2% | 90.7% |
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