ゲイリー・ペイトンがディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤー受賞のマーカス・スマートのもとに駆けつける
NBAは現地18日、2021-22シーズンのディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーにボストン・セルティックスのマーカス・スマートが選出されたことを発表した。
ガードの選手がディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞するのは、NBAレジェンドのゲイリー・ペイトンが受賞した1995-96シーズン以来初だ。
スマートは今年3月に「イニシャルがGPではないNBAガードがDPOYを受賞するのは許されない」とツイートしていたこともあり、ペイトンはスマートのもとに駆けつけ、偉業を祝福した。
ペイトンはスマートのツイートをわざわざ拡大プリントして持参し、スマートを祝福。
スマートはチームメイトたちから手荒く祝われ、感謝の言葉を口にした。
スマートにはこれまで何度もトレードの噂があがってきた。
だが、セルティックスの球団社長を務めるブラッド・スティーブンスは常に噂を否定。
スティーブンスはスマートがセルティックスに必要な人材であることを力説し続けたこともあり、スマートはもちろんスティーブンスとっても価値ある受賞と言えるだろう。
栄冠を勝ち取ったスマートには、セルティックスを悲願のNBAチャンピオンに導く働きを期待したい。
なお、ゲイリー・ペイトン以降のNBAディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーは以下の通りとなっている。
シーズン | 選手 | ポジション |
---|---|---|
1995-96 | ゲイリー・ペイトン | PG |
1996-97 | ディケンベ・ムトンボ | C |
1997-98 | ディケンベ・ムトンボ | C |
1998-99 | アロンゾ・モーニング | C |
1999-00 | アロンゾ・モーニング | C |
2000-01 | ディケンベ・ムトンボ | C |
2001-02 | ベン・ウォーレス | C |
2002-03 | ベン・ウォーレス | C |
2003-04 | ロン・アーテスト | SF |
2004-05 | ベン・ウォーレス | C |
2005-06 | ベン・ウォーレス | C |
2006-07 | マーカス・キャンビー | C |
2007-08 | ケビン・ガーネット | PF |
2008-09 | ドワイト・ハワード | C |
2009-10 | ドワイト・ハワード | C |
2010-11 | ドワイト・ハワード | C |
2011-12 | タイソン・チャンドラー | C |
2012-13 | マーク・ガソル | C |
2013-14 | ジョアキム・ノア | C |
2014-15 | カワイ・レナード | SF |
2015-16 | カワイ・レナード | SF |
2016-17 | ドレイモンド・グリーン | PF |
2017-18 | ルディ・ゴベア | C |
2018-19 | ルディ・ゴベア | C |
2019-20 | ヤニス・アンテトクンポ | PF |
2020-21 | ルディ・ゴベア | C |
2021-22 | マーカス・スマート | PG |
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