カイリー・アービング「僕はチームを失望させてしまった」
ブルックリン・ネッツはNBAプレイオフ・ファーストラウンドでボストン・セルティックスにスウィープされ、今季を終えた。
今季のネッツはカイリー・アービングの接種拒否による離脱やケビン・デュラントの負傷離脱、ジェイムス・ハーデンのトレード要求などさまざまな問題に対処しなければならず、簡単なシーズンではなかっった。
アービング自身もネッツに迷惑をかけてしまったと感じているのかもしれない。
アービングはセルティックスとのシリーズを終えた後、次のように語ったという。ESPNが伝えている。
重い感情があったシーズンだったと思う。
僕たち全員がそう感じている。
僕がプレイできなかったことで、チームを失望させてしまったかもしれない。
僕がプレイできるようにするために、僕たちはあらゆるオプションを試そうとした。
だが、僕だけのためにやることを僕は望んでいなかった。
それが障害になってしまったこともあると思う。
君たちも知っての通り、僕たちにはいくつか大きな変化があったんだ。
僕はケブ(ケビン・デュラント)とともにここにいるだけでなく、偉大なチームを構築するためにここにいる。
僕はこれほどの平均得点を記録し、たくさんのことをこなしてきた。
僕個人の偉大さを僕は理解している。
だが、僕のキャリアのこの時点において、偉大なチームの一員になりたいことが重要なんだ。
個人の賞や称賛にこだわることはない。
スペシャルなものを構築すること。
それをチームメイトたちと実演させるために夏を迎える。
僕はそれだけを見ているんだ。
アービングによると、アービング自身は外野のノイズを我慢できないタイプだが、精神的にもっとタフにならなければならないという。
さまざまな批判を浴びつつも、メンタルを強く持ち続けようとしたアービング。
今季は残念な結果になってしまったが、フルでプレイできるであろう来季はネッツのNBAタイトル獲得に貢献するに違いない。
なお、アービングの今季レギュラーシーズンとNBAプレイオフのスタッツは以下の通りとなっている。
– | レギュラーシーズン | NBAプレイオフ |
---|---|---|
出場試合数 | 29 | 4 |
平均出場時間 | 37.6 | 42.5 |
平均得点 | 27.4 | 21.3 |
平均リバウンド | 4.4 | 5.3 |
平均アシスト | 5.8 | 5.3 |
平均スティール | 1.4 | 1.8 |
平均ターンオーバー | 2.5 | 2.3 |
FG成功率 | 46.9% | 44.4% |
3P成功率 | 41.8% | 38.1% |
フリースロー成功率 | 91.5% | 100% |
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