サンダーが余ったサラリーを臨時ボーナスとして分配
若手中心に再建中のオクラホマシティ・サンダーは、今季を24勝58敗、ウェスタン・カンファレンス14位で終えた。
サンダーは若手有望株の発掘および成長とNBAドラフト指名権を集めている段階であり、予測された結果だったと言えるだろう。
そのサンダーが、選手たちに臨時ボーナスを提供する模様。
oklahoman.comによると、サンダーは今季余ったサラリー約2200万ドルを消費しなければならないため、選手たちに臨時ボーナスという形で分配するという。
サンダーの今季のキャップスペースは約1億120万ドルである一方で、選手たちのサラリー合計は約7900万ドル。
つまり、約2200万ドルが余ることになり、これを選手たちに分配すると報じられている。
臨時ボーナスを受け取る条件については選手会の投票で決まることになり、41試合以上ロスター入りした選手にはフルの金額を、残りの選手には4分の1の金額を臨時ボーナスとして分配する可能性が高いという。
投票結果については公開されないというが、若手選手たちにとって嬉しいボーナスと言えるだろう。
ケンリッチ・ウィリアムスのような200万ドル契約の選手は臨時ボーナスだけで100万ドル以上を手にし、収入が50%はアップすることになるのだから、喜びを隠せずにいるに違いない。
なお、NBAキャリア3年目を終えたルーゲンツ・ドートは、臨時ボーナスについて次のように語っている。
僕たちはコートにたくさんのことをもたらし、シーズンを通して懸命に働いてきた。
僕たち全員のためにそうしてくれるのだから、組織に感謝しなければならないね。
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奴隷契約とまで言われてる格安契約で働かされてるのに文句も言わず感謝までしてくれるドート。
こういう精神が大事だよな。なぁ?シモンズくん?
不良債権を引き取るよりも今いる選手に分配した方がチームは強くなりそう