ジェイソン・テイタム「次戦に向けての準備がすべて」
ボストン・セルティックスはゴールデンステイト・ウォリアーズとのNBAファイナル第1戦を制し、悲願のNBAチャンピオンに向けて最高のスタートを切った。
第1戦はアル・ホーフォード、デリック・ホワイト、マーカス・スマートを中心に3ポイント攻勢を仕掛け、劇的な逆転勝利を飾ったセルティックス。
だが、NBAオールスターフォワードのジェイソン・テイタムは13アシストを記録したものの12得点、FG成功率17.6%、3P成功率20.0%とリズムを掴むことができなかった。
しかし、テイタムによると、過去の経験があるからこそ第2戦に向けて集中することができているという。テイタムのコメントをESPNが伝えている。
前に経験があれば、どのように対処すればいいのか分かる。
僕はNBAでシューティングがひどい試合が何度かあった。
だから、「前にもこんなことがあったな」という感じさ。
次の試合で何をすべきかは分かっている。
重要なのはメンタルじゃないかな。
悪いことを意識に入れないようにしなければならない。
前の試合でのことは今さらどうすることもできないんだ。
僕はショットを外した。
そういうことだ。
次の試合に向けてどう準備するかが重要なのさ。
僕がもっと良いプレイをしなければならないのは間違いない。
毎試合あのようなシュートではダメだ。
シューティングの面でもっと良いプレイをしなければならない。
だが、いろんな方法でゲームにインパクトを与え、勝利につなげたい。
僕はこれからもそうやっていく。
試合を読み、プレイを読む。
それが僕の次戦へのアプローチだ。
テイタムはNBAプレイオフの各シリーズでシュートが不調だった試合がある。
ブルックリン・ネッツとのファーストラウンド第2戦では19得点、ミルウォーキー・バックスとのカンファレンスセミファイナル第3戦では10得点、マイアミ・ヒートとのカンファレンスファイナル第3戦では10得点とどまった。
だが、その次の試合は39得点、30得点、31得点と見事にバウンスバックしている。
ウォリアーズとのNBAファイナル第2戦でもバウンスバックし、セルティックスを勝利に導くシューティングを見せてくれるだろう。
なお、テイタムのNBAファイナル第1戦のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第1戦 |
---|---|
出場時間 | 41:35 |
得点 | 12 |
リバウンド | 5 |
アシスト | 13 |
スティール | 1 |
ブロックショット | 0 |
ターンオーバー | 2 |
FG成功率 | 17.6% (3/17) |
3P成功率 | 20.0% (1/5) |
フリースロー成功率 | 71.4% (5/7) |
+/- | +16 |
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