マーカス・スマートがステフィン・カリーとのマッチアップについて「休む暇がない」
ボストン・セルティックスは今季のNBAディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーのマーカス・スマートを擁するNBA最高のディフェンシブチームのひとつだ。
だが、このNBAファイナルではステフィン・カリーに活躍を許し、第4戦ではカリーひとりに43点を奪われてしまった。
スマートによると、カリーはオフ・ザ・ボールでも常に動き続け、相手に休む暇を与えないという。スマートのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
彼が20フィート、30、35、40フィート離れた場所でもプレイできることを、僕たちは知っている。
その点で彼はスペシャルだ。
彼はゲームに影響をもたらし、走り回り、オフ・ザ・ボールでもプレイし、自らオープンになる。
ディフェンダーにとってはタフだ。
なぜなら、休む暇がないからね。
相手が「彼は何もしない」と思った瞬間、彼のためのプレイは終わる。
メンタルを強く持ち、準備しておかなければならない。
諦めることなくやり続けなければならないんだ。
彼はあらゆるレベルでゲームに影響をもたらすことができる。
パスにプレイメイク、シュート、スコアリング。
彼はすべてのパッケージを備えており、相手はそれらすべてを守らなければならない。
そんなことができる選手は多くない。
ドリブルで相手を抜くことができるだけでなく、パスを出した瞬間から走り出し、チームメイトたちのスクリーンを利用しながらオープンスポットを見つけ出しているカリー。
NBA最高のディフェンシブチームであるセルティックスをもってしてもカリーに太刀打ちできないのだから、セルティックスが勝利するためにはカリーにタフなプレイを強いるだけでなく、オフェンスのステップアップも不可欠となるだろう。
果たして第5戦を制し、NBAチャンピオンに王手をかけるのはどちらのチームだろうか?
なお、スマートとカリーのNBAファイナルのスタッツは以下の通りとなっている。
– | M・スマート | S・カリー |
---|---|---|
出場時間 | 33.6 | 37.1 |
得点 | 15.5 | 34.3 |
リバウンド | 4.5 | 6.3 |
アシスト | 4.8 | 3.8 |
スティール | 1.8 | 2.0 |
ターンオーバー | 3.0 | 3.0 |
FG成功率 | 44.2% | 50.0% |
3P成功率 | 38.5% | 49.0% |
フリースロー成功率 | 75.0% | 85.7% |
+/- | -2.75 | +3.00 |
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止められない訳じゃないと思うから奮闘するし、その分だけ消耗する
そして得点を与えた時の精神的ダメージも大きいハズなのに決められた時は決められた時で割り切ってるんだろう
タフなメンタリティはチームディフェンスと共にだな
そんな中でもマークについてスティールやターンオーバーを誘発してるスマートの活躍には目を見張るものがある
たしかにカリーに付くの相当しんどそう・・