フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスター、ジェイムス・ハーデンは、来季のプレイヤーオプション（4710万ドル）を破棄してFAになると見られている。

一方、シクサーズのオーナーシップはハーデンがオプションをオプトインすることを望んでいるというが、ハーデンもその要求に応えようとしているのかもしれない。

RealGMによると、ハーデンはオプションをオプトインし、シクサーズと短期のマックス契約もしくはそれに近い延長契約を結ぶ可能性があるという。

ハーデンは2021-22シーズン中のトレードでブルックリン・ネッツからシクサーズに移籍。

ハーデンにはジョエル・エンビードとともにシクサーズにNBAタイトルをもたらす働きが期待されていたものの十分なパフォーマンスを見せることができず、シクサーズはNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナルで敗退した。

この結果を受け、「ハーデンと長期契約を結ぶべきではない」という声が挙がっていたが、ハーデンはシクサーズを悲願のNBAタイトル獲得に導くためにできる限りのことをしようとしているのかもしれない。

ハーデンには周囲の批判を覆すべく、来季はエンビードとともにシクサーズを勝利に導く働きを期待したいところだ。