ゴーラン・ドラギッチがサンズのオーナーに失望した理由とは?
ベテランポイントガードのゴーラン・ドラギッチは、フェニックス・サンズに所属した2013-14シーズンに素晴らしいパフォーマンスを見せた。
NBAオールスター選出は惜しくも逃してしまったものの、ドラギッチにとって大きな自信となったシーズンだったのは間違いないだろう。
だが、オーナーの不用意な一言がドラギッチを不快にさせてしまっていたようだ。
ドラギッチによると、オーナーのロバート・サーバーが発したある言葉をきっかけに、他のNBAチームに移籍したいと考えるようになったという。ドラギッチのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
彼(サーバー)が体育館に来て、「ハッピーだ」と言った。
だから、「なぜそんなにハッピーなんだい?」と質問したら、彼はこう言ったんだ。
「君に100万ドルのボーナスを支払わずに済んだ」とね。
自分のチームの選手がオールスターチームに選出されないのを望むオーナーがいるのか、と思ったよ。
それから僕は自分自身に言い聞かせた。
「ここにいる自分をもうこれ以上見たくない」とね。
ドラギッチはその翌シーズン中のトレードでマイアミ・ヒートに移籍し、2017-18シーズンにキャリア初となるNBAオールスター選出を果たした。
サーバーは昨年、サンズの従業員に対して人種差別的な発言や女性蔑視の行動があったと告発された。
NBAによる調査は間もなく完了すると見られているが、もしサーバーがNBAから追放処分を科された場合、数々の過去の問題がさらに明るみに出ることになりそうだ。
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