エネス・カンター・フリーダムがNBAに「もう容認できない」
元NBA選手のエネス・カンター・フリーダムは、中国との関係を続けるNBAやアスリートたちと強く非難している。
特にNBAに対しては執拗に攻撃し、「彼らは僕を引退させようとしている」などと攻撃。
しかし、ミルウォーキー・バックスのオーナーを務めるマーク・ラズリーの「政府を批判すれば中国はNBAとビジネスをしなくなる」などという発言、さらにNBAコミッショナーのアダム・シルバーの「反中国のアパレルを身に着けることはルール違反ではない」、「結局のところ、我々もビジネスだ」などという発言が音声としてリークされた。
まさにカンター・フリーダムの主張を裏付けるような発言になったわけだが、カンター・フリーダムはこの件について次のように反応したという。foxnews.comが伝えている。
これは(NBAが)中国の独裁政権によって運営されている100%アメリカ企業であることの証明だ。
アメリカ国民よ、目を覚ませ。
これが君たちがサポートし、見てきたリーグだ。
もう十分だ。
もう容認できない。
彼らは怒り狂っている。
なぜなら、リーグで11年間プレイした僕が暴露したのだからね。
もう一度言おう。
もう十分だ。
カンター・フリーダムによると、NBAが独裁国家に屈さない組織になることを願っているという。
これまでの言動も影響しているのか、カンター・フリーダムはNBAでプレイするチャンスを得ることができていない。
だが、カンター・フリーダムはこれからもNBAの裏を暴露し続け、それと同時にNBA復帰を目指し続けることを誓った。
音声のリークは中国側にとっても大きな問題となりそうだが、カンター・フリーダムにとって主張を押し通す大きなきっかけになったのは間違いないだろう。
なお、NBAコミッショナーのシルバーは音声の流出について以下のようなコメントを発信したと報じられている。
選手たちはそれぞれにとって重要なことに意見することができる。
我々がフリーダム氏を含め、選手たちをサポートしていることが明確になった。
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