ジャーニーマンとなったアンドレ・ドラモンド「まるで遠足のよう」
ベテランセンターのアンドレ・ドラモンドは、かつてNBAを代表するビッグマンのひとりだった。
だが、ピストンズでNBAキャリア7年半を過ごした後にクリーブランド・キャバリアーズに移籍すると、その後ロサンゼルス・レイカーズ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、ブルックリン・ネッツ、シカゴ・ブルズとチームを転々としている。
かつてのNBAオールスターセンターがジャーニーマン化してしまっったわけだが、ドラモンドによると、ジャーニーマンとしてのキャリアを楽しもうとしているという。
ドラモンドは自身について次のようにコメント。The New Haven Registerが伝えている。
まるで遠足のようだ。
僕はたくさん移動してきた。
だが、自分にコントロールできることをコントロールするだけだ。
楽しんでいるよ。
楽しい旅と思わなければならない。
僕は1つの場所に8年間いた。
デトロイトを愛していた。
デトロイトが僕にキャリアを与えてくれた。
違う都市を見て、違う組織にいることを、異なる文化を経験する楽しい時間として受け止めているんだ。
ドラモンドはNBAキャリアを通してリバウンド王に4度輝くなど、リバウンダーとして素晴らしい実績を誇っている。
ドラモンドによると、NBA史上最高のリバウンダーとして歴史に名を残すと確信しているという。
僕はすでにそこに到達していると思う。
引退する時には史上最高のリバウンダーとして名を残すだろう。
今はまだだとしてもね。
現在29歳のドラモンドはNBAキャリアを通して9519リバウンドを記録している。
だが、NBAレジェンドのウィルト・チェンバレンの23924リバウンド、ビル・ラッセルの21620リバウンド、カリーム・アブドゥル・ジャバーの17440本には遠く及ばない。
それでもドラモンドはリバウンダーとしての誇りを胸に、常に全力でボールに飛び込むことだろう。
なお、ドラモンドの通算リバウンド数はNBA史上46位となっている。
NBA史上最多リバウンド数トップ30は以下の通りだ。
順位 | 選手 | 試合数 | リバウンド数 |
---|---|---|---|
1 | ウィルト・チェンバレン | 1045 | 23924 |
2 | ビル・ラッセル | 963 | 21620 |
3 | カリーム・アブドゥル・ジャバー | 1560 | 17440 |
4 | エルビン・ヘイズ | 1303 | 16279 |
5 | モーゼス・マローン | 1329 | 16212 |
6 | ティム・ダンカン | 1392 | 15091 |
7 | カール・マローン | 1476 | 14968 |
8 | ロバート・パリッシュ | 1611 | 14715 |
9 | ケビン・ガーネット | 1462 | 14662 |
10 | ドワイト・ハワード | 1242 | 14627 |
11 | ネイト・サーモンド | 964 | 14464 |
12 | ウォルト・ベラミー | 1043 | 14241 |
13 | ウェス・アンセルド | 984 | 13769 |
14 | アキーム・オラジュワン | 1238 | 13748 |
15 | シャキール・オニール | 1207 | 13099 |
16 | バック・ウィリアムス | 1307 | 13017 |
17 | ジェリー・ルーカス | 829 | 12942 |
18 | ボブ・ペティット | 792 | 12849 |
19 | チャールズ・バークレー | 1073 | 12546 |
20 | ディケンベ・ムトンボ | 1196 | 12359 |
21 | ポール・サイラス | 1254 | 12357 |
22 | チャールズ・オークリー | 1282 | 12205 |
23 | デニス・ロッドマン | 911 | 11954 |
24 | ケビン・ウィリス | 1424 | 11901 |
25 | パトリック・ユーイング | 1183 | 11607 |
26 | ダーク・ノビツキー | 1522 | 11489 |
27 | エルジン・ベイラー | 846 | 11463 |
28 | パウ・ガソル | 1226 | 11305 |
29 | ドルフ・シェイズ | 996 | 11256 |
30 | ビル・ブリッジズ | 926 | 11054 |
コメントを残す