ケビン・デュラントの誤算はジョセフ・ツァイ?
NBAを代表するスーパースターのケビン・デュラントは、ブルックリン・ネッツにトレードを要求した。
その後トレードが実現しない状況が続くと、デュラントはしびれを切らしたのかオーナーのジョセフ・ツァイに「僕をトレードで放出するか、スティーブ・ナッシュHCとショーン・マークスGMを解雇するか」決断を迫った。
だが、デュラントがネッツに最終通告を出したと報じられると、ツァイはネッツのフロントオフィスを信頼し、支持していることを明言。
その結果、ツァイはデュラントを残留させることに成功したわけだが、NBAアナリストのニック・ライトによると、デュラントをはじめ周囲の人々はツァイを過小評価していたという。ライトのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
彼(デュラント)はトレード要求を公にしなかったが、誰もそれを否定しなかった。
そして彼はジョー・ツァイとショーン・マークスに会い、コーチとGMを解雇するよう要求した。
僕はそれがチェックメイトの動きだと思っていた。
KDも僕もブルックリン・ネッツのオーナー、ジョー・ツァイの気迫を過小評価していたと思う。
ジョー・ツァイは「このような恥さらしなことは望んでいない」と思っていたんじゃないかな。
ジョー・ツァイのモチベーションは、「僕は誰にも指図されない。僕は世界の歴史上で最も裕福な人間のひとりだ。僕はものすごく力を持っていて、大きな成功を収めている。ケビン・デュラントが僕に指図することはない」ということだったと思うんだ。
ツァイの資産は85億ドルにも及ぶと見られている。
ビジネスで大成功を収め、多くの人々が見ることができない大金を手にしたのだから、相当な修羅場をくぐってきたに違いない。
つまり、デュラントや周囲の人々はツァイの手のひらで転がされていたのかもしれない。
デュラントはNBA史上最も偉大なスコアラーのひとりとされているが、ツァイは相手が誰だろうと信念を曲げず、強い意思を貫き通すことだろう。
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中国政府が嫌がる台湾やウイグルとかについてKDが
主張しても果たしてそうかな
フリーダムさんこんにちは、今日も精が出ますね。