ギルバート・アリーナス「ヤニス・アンテトクンポは欠点を改善していない」
元NBA選手のギルバート・アリーナスは先日、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アンテトクンポについて、「彼はNBA最高の選手ではない」、「彼はまだバスケットボールを理解していない」などと指摘した。
アンテトクンポは2度のMVP、MIP、ディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤー、オールスターMVP、ファイナルMVPと賞を総なめにしているNBAを代表するスーパースターであり、バックスをNBAチャンピオンに導いた偉大な選手のひとりだ。
それゆえに多くのNBAファンがアリーナスの指摘に反論しているというが、アリーナスが自身の発言について説明した模様。
アリーナスはアンテトクンポへの指摘について、次のように説明したという。clutchpoints.comが伝えている。
彼は何か新しいスキルを加えたか?
3P%は改善したのか?
ミッドレンジは改善したのか?
フリースロー成功率は改善したのか?
リムに背を向けたプレイはうまくなったのか?
ノーだ。
彼は強くなった。
フィニッシュに持っていく能力も上がり、それが全体のシューティングパーセンテージの改善につながっている。
だが、彼がリーグに来た時と同じ弱点が今もある。
だから、僕は「彼がゲーム全体を改善する方法を理解するためにはもっとゲームを学ばなければならない」と言ったんだ。
そう話すアリーナスだが、アンテトクンポのシュートはNBAキャリア序盤と比較すると確実に改善されている。
この夏は3ポイントの練習に取り組み、連続して決める様子が話題になったアンテトクンポ。
まだ27歳と若いアンテトクンポはこれからも着実に成長し、アリーナスに何も言わせないほどのスーパースターになることだろう。
なお、アンテトクンポの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 67 | 656 |
平均出場時間 | 32.9 | 32.6 |
平均得点 | 29.9 (キャリアハイ) | 21.8 |
平均リバウンド | 11.6 | 9.4 |
平均アシスト | 5.8 | 4.6 |
平均スティール | 1.1 | 1.2 |
平均ブロックショット | 1.4 | 1.3 |
平均ターンオーバー | 3.3 | 2.9 |
FG成功率 | 55.3% | 53.5% |
3P成功率 | 29.3% | 28.8% |
フリースロー成功率 | 72.2% | 71.8% |
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