クリス・ブルサード「ヤニス・アンテトクンポを批判すべきではない」
ミルウォーキー・バックスのヤニス・アンテトクンポは、NBAを代表するスーパースターのひとりだ。
すでにMVPを2度受賞している他、NBAファイナルMVPやオールスターMVP、ディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤー、MIPに選出されていることも、アンテトクンポがスーパースターであることを証明していると言えるだろう。
だが、元NBAスターのギルバート・アリーナスは先日、アンテトクンポについて「バスケットボールを理解していない」などと指摘した。
これにNBAアナリストのクリス・ブルサードが反論した模様。
ブルサードによると、アウトサイドシュートとボールハンドリングがないからといってNBAスターではないとは言えないという。ブルサードのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
バスケットボールはスキルだけで争うものではない。
バスケットボールでは生産性と勝利がすべてだ。
彼はケビン・デュラントではない。
彼はダーク・ノビツキーではない。
彼はシュートがあまりうまくないが、あのサイズの選手にしては非常に良いスキルを持っている。
それが彼の身体能力に加われば、彼の生産性は並外れるんだ。
人々は18フィートのジャンプショットがなかったからといって、カリーム・アブドゥル・ジャバーを批判しない。
3ポイントを撃たなかったからといって、シャック(シャキール・オニール)を批判しない。
ヤニスにカイリー・アービングのようなハンドリングやケビン・デュラントのようなシュートがないからといって、彼を批判するな。
アンテトクンポはアウトサイドシュートを得意としている選手ではなく、NBAキャリアを通した3P成功率は28.8%にとどまっている。
だが、インサイドに侵入した時のアンテトクンポを止める術はなく、相手にとって悪夢以外の何ものでもないだろう。
一方、アンテトクンポは周囲の批判に耳を傾けず、ただチームの勝利のためにプレイし続けるに違いない。
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