ステフィン・カリー「最大の後悔のひとつは試合をボイコットしなかったこと」
ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、長いNBAキャリアを通して多くの偉業を達成してきた偉大な選手のひとりだ。
昨季は4個目となるNBAチャンピオンリングを獲得し、さらにキャリア初となるファイナルMVPに選出されたカリー。
では、カリーはNBAキャリアの中で何に最も後悔しているのだろうか?
カリーによると、ロサンゼルス・クリッパーズのオーナーだったドナルド・スターリングの人種差別発言の録音がリークされた後、クリッパーズとの試合をボイコットしなかったことを後悔しているという。
カリーは当時を振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
僕が最も後悔していることのひとつは、試合をボイコットしなかったことだ。
僕たちに言えるどんなことよりも効力を発揮できる瞬間だったと思う。
ウォリアーズの選手たちはティップオフ後にコートを去る計画を立てていた。
だが、カリーはクリス・ポールと2度話し合い、クリッパーズの選手たちがウォームアップシャツを裏返しに着用し、そのシャツをセンターコートに捨てて抗議の意を示すことで合意したという。
もし試合をボイコットしていたら大きな損失が出ただろうが、それと同時に大きなメッセージを伝えることができただろう。
また、カリーはブリトニー・グライナーの件について発言したいと考えているものの、ジョー・バイデン政権から何も言わないよう命じられていることを明かした。
なお、ミルウォーキー・バックスは2020年に起こった射殺事件に反抗するため、オーランド・マジックとのNBAプレイオフ第5戦をボイコット。
その日は他のチームもバックスに続き、全試合が延期となった。
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