レブロン・ジェイムスがNBAのロバート・サーバーに対する処分に「間違っている」
NBAは先日、フェニックス・サンズのオーナーを務めるロバート・サーバーに1年間の停職と1000万ドルの罰金処分を科した。
約1年間に及ぶ調査の結果、サーバーが組織内で差別的な言動を複数回行い、かつ従業員たちに暴力的な言葉を放っていたことなどが明らかになったためだ。
だが、NBAを代表するスーパースターのレブロン・ジェイムスは、NBAのサーバーに対する処分が軽いと考えているのかもしれない。
ジェイムスはNBAのサーバーに対する処分を受け、SNSを通して次のようにコメントしたという。larrybrownsports.comが伝えている。
サーバーの話を何度か読み返している。
正直言うと、僕たちのリーグは間違っている。
理由を説明する必要はない。
君たちも話を読み、君たち自身で判断してくれ。
以前も言ったが、もう一度言おう。
あのような言動をする場所はこのリーグにはない。
僕はこのリーグを愛し、我々の指導者を深くリスペクトしている。
だが、これは正しくない。
女性嫌悪や性差別、人種差別はいかなる職場にもない。
チームのオーナーであろうと、チームのためにプレイしていようと関係ない。
僕たちはリーグを僕たちの価値観の模範として掲げている。
だが、これは違う。
1年間の停職と1000万ドルの罰金処分は相当重い。
NBAから永久追放処分を科されたドナルド・スターリングの件とは異なり、調査の結果サーバーが根っからの人種差別主義者ではないと判断されたため、NBAは永久追放処分ではなく今回の処分に至ったというが、この問題はしばらく尾を引くだろう。
ジェイムスがサーバーをサンズから追い出し、仲間たちとともにサンズのオーナーグループの一員になることを計画したとも一部では噂されているが、いずれにせよジェイムスがNBAが下した処分内容に納得していないのは間違いない。
1年後に復帰するであろうサーバーには厳しい目が向けられることになりそうだ。
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ドナルド・スターリングLAC
ロバート・サーバーPHX
クリポ、問題あるオーナーに惹き付けられるのか?