ジョエル・エンビードが個人賞について「どうでもいい」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスタービッグマン、ジョエル・エンビードは、シーズンのたびにMVPを目標のひとつにしてきた。
だが、もはやエンビードがMVPレースに自ら加わろうとすることはないのかもしれない。
エンビードによると、今季は個人賞よりNBAタイトルを獲得することに専念するという。
「どの個人賞を勝ち取りたい?」と質問されたエンビードは、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
本当にどうでもいい。
だが、挙げるならディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーかな。
過去2年は僕にとって不運だったことを学んだ。
僕は人々に史上最高の選手、もしくは史上最高の選手のひとりとして記憶してほしい。
これらの賞を獲得しなければそうなれないのは残念だが、僕にコントロールできることではない。
(個人賞は)もはやどうでもいい。
1年目は気にしていたが、昨季はそれほどでもなかった。
(MVPは)ナイスさ。
多くの人々にチャンスがあるわけではないし、そのポジションに身を置くことができないからね。
2年連続で(MVPレース)2位だったのは悔しいが、もうどうでもいい。
僕は僕自身を信じているし、最終的な目標はチャンピオンになることだ。
シクサーズは主力を維持しつつ、NBA屈指の3&DであるPJ・タッカーや元シックスマン・オブ・ザ・イヤーのモントレズ・ハレルの獲得に成功した。
エンビードはチームメイトたちとともに悲願のNBAタイトルを獲得すべく、これまで以上にアンセルフィッシュなプレイでシクサーズを牽引するに違いない。
なお、エンビードの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 68 | 328 |
平均出場時間 | 33.8 | 31.2 |
平均得点 | 30.6 (キャリアハイ) | 26.0 |
平均リバウンド | 11.7 | 11.4 |
平均アシスト | 4.2 (キャリアハイ) | 3.3 |
平均スティール | 1.1 (キャリアハイ) | 0.9 |
平均ブロックショット | 1.5 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 3.1 | 3.4 |
FG成功率 | 49.9% | 49.0% |
3P成功率 | 37.1% | 33.8% |
フリースロー成功率 | 81.4% | 81.0% |
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