デマーカス・カズンズ「僕はロッカールームの癌ではない」
元NBAオールスタービッグマンのデマーカス・カズンズは、まだどのチームとも契約することができていない。
カズンズはサクラメント・キングスを離れてから何度も大怪我に見舞われ、NBAオールスター時代のようなパフォーマンスを失ってしまった。
だが、アウトサイドシュートがある貴重なビッグマンのカズンズが契約を勝ち取れていないことを不思議に思うNBAファンも少なくないだろう。
カズンズによると、NBAチームと契約できていないのは彼のロッカールームでの悪評も影響しているという。カズンズのコメントをYahoo Sportsが伝えている。
僕が過ちを犯したことがあるかって?
間違いない。
僕が間違ったことをしたことがあるかって?
間違いない。
それについては、すごく申し訳なく思っている。
だが、それ以上に正しいことをやってきたし、ポジティブなことをたくさんやってきた。
そのポジティブな面を見てほしい。
ネガティブなことがポジティブなことを上回ったら、君たちはその人間と距離を置くべきだ。
それが人生さ。
だが、僕はそういう人間ではないと信じている。
僕は人間として、選手として、成長した姿を見せるチャンスを求めているんだ。
僕は誤解されていると思う。
僕は周りの人々に対して怒り、叫び、近寄りがたい怒れるモンスターだと思われている。
ロッカールームの癌と思われている。
すべて間違いだ。
僕は(ジョン・)カリパリHCのためにプレイしたし、人々が思うよりコーチングしやすいと思う。
スティーブ・カーとマイケル・マローンもそれを証明してくれるだろう。
君たちはいつもサクラメント時代の僕を振り返る。
当時の僕は若かったし、ビジネスを理解しようとしているところだった。
多くのことに対して無知だった。
多くのことに正しくない方法で対処した。
だが、僕はそういった過ちから学んだんだ。
いくつかのことは僕にコントロールできるものではなかった。
計画通りにいかないこともあった。
だが、7~8年前のことだ。
僕は大人になり、家族を養うために働いている。
毎日朝起きるたびに、「どうすれば家族を養えるのか?」と考えている。
サクラメント時代と今の僕を比べるのは不公平じゃないかな。
成長し、変化し、その変化を受け入れる機会は、皆にあるべきだと思う。
僕はただ公平に見てほしいだけだ。
僕は若い頃のようなフランチャイズプレイヤーではなくなったことを理解している。
受け入れている。
このビジネスを理解している。
このサイクルを理解している。
無知ではない。
だから、どんな役割だろうと喜んで受け入れるし、最善を尽くす。
コンペティターとして、常にスター選手になることを目指している。
それは間違いない。
だが、僕は求められたことをやるつもりだ。
先発だろうと、ベンチだろうと、ベンチの隅っこで仲間たちを応援する役割だろうとね。
勝利のためならどんなことでもやるつもりさ。
NBAに復帰することは、僕にとってすべてを意味する。
僕は今もこのリーグの一員だと思っているし、僕の居場所だと思っている。
怪我によって壁にぶつかってしまったが、健康を完全に取り戻すために常に努力してきた。
ここに来るために必死に取り組んできた。
その成果を見せることができるチャンスがほしい。
僕はまだまだやれる。
実際にこれまで以上に優れた選手になったと感じているし、スキルも磨かれたと感じているんだ。
カズンズによると、NBAにいつでも復帰できるようにあらゆるトレーニングに取り組んでいるという。
現時点でカズンズ獲得を望んでいるとされるNBAチームは聞こえてこない。
だが、カズンズはNBAチームから声がかかる時に備え、これからも努力し続けることだろう。
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