トレード噂浮上のカイル・クーズマが延長契約を避ける理由について「スマートなビジネスではない」
ワシントン・ウィザーズのカイル・クーズマは先日、来年夏にプレイヤーオプションを破棄してFAになることを宣言した。
クーズマは今季中にウィザーズと延長契約を結ぶこともできるが、延長契約に応じず、FAになる来年夏に大型契約を狙うと見られている。
そんな中、クーズマが延長契約を避ける理由やトレードの噂について言及した模様。hoopsrumors.comが伝えている。
(延長契約を結ぶのは)スマートなビジネスではない。
もし今契約すれば、稼ぐことができるのは最大1500万ドルだ。
市場を見てみると、適切な市場価値ではない。
僕は(トレードを)働きかけることもできる。
だが、そうするのはすごく未熟なことだ。
僕は未熟な人間ではない。
僕はプロフェッショナルなやり方でビジネスをしたい。
だから、(他のNBAチームに)トレードを働きかけることはないよ。
(トレードの可能性については)何も聞いていない。
ウィザーズは僕を愛してくれている。
レイカーズはトレードを実現するために何か持っているのか?
彼らに指名されてレイカーになり、あのプラットフォームを得ることができたのは、僕にとって最高の出来事だったと確信している。
世界中の何百万人もの人々に知ってもらえるのは光栄なことだ。
それがレイカーになるということさ。
レブロン(・ジェイムス)から学び、チャンピオンになった。
すべてが素晴らしかったんだ。
だが、もう少しフェアに評価してほしかった。
僕の役割や犠牲の大きさを考えるとね。
犠牲を払うのは良いことだ。
チャンピオンになるためには、必ず犠牲にならなければならない。
全員が犠牲にならなければならない。
だが、僕はフェアに評価されなかったと思う。
一度もね。
だが、すべてのことには理由がある。
僕は今、ここワシントンにいる。
僕はここで自分のゲームの幅を広げ、開花することができたんだ。
レイカーズ時代のクーズマはジェイムスとアンソニー・デイビスの影に隠れる選手だった。
だが、トレードでウィザーズに移籍すると、ブラッドリー・ビールとともにチームを牽引する選手に成長。
もちろんレイカーズ時代と比較すると、ファンからより注目され、浴びる声援も大きくなった。
クーズマはレイカーズからトレードされたことにより選手として、人として一回り大きくなることができたという。
クーズマがいつウィザーズを離れるのか、それとも来年夏にウィザーズと大型契約を結ぶのかは分からないが、クーズマはスポットライトを浴びるためにNBA選手としてこれからも成長し続けるだろう。
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