アキーム・オラジュワンがジョエル・エンビードに「なぜ3ポイントを撃つんだ?」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビードは、NBAを代表するビッグマンのひとりだ。
平均33.6得点を記録するなど今季もMVPレベルのパフォーマンスを見せているエンビードは、止めることが最も難しいNBA選手のひとりと言っても過言ではないだろう。
だが、NBAレジェンドのアキーム・オラジュワンはエンビードのスタイルに納得できていないのかもしれない。
オラジュワンによると、エンビードはクラッチタイムで3ポイントを撃つのではなく、恵まれた身体を活かしてもっとインサイドでプレイすべきだという。
オラジュワンはエンビードについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
彼はあらゆるムーブを持っている。
だが、ムーブを持っているのと活かすのとでは違う。
彼はなぜ3ポイントを撃つんだ?
彼には常にアドバンテージがある。
もし僕がそのアドバンテージを持っていたら、君を疲れさせるように仕向けるだろうね。
なぜ3ポイントを撃つんだ?
落ち着け。
僕は疲れた時は落ち着くようにしていた。
勝ちを狙いにいく時の君には落ち着きがない。
落ち着いて試合に入っていないんだ。
エンビードはNBAプレイオフの試合最終盤でターンオーバーを犯すことがあった。
それが勝敗につながってしまったわけだが、常に平常心でプレイすることがエンビードの次の課題なのかもしれない。
もしエンビードが常に冷静にプレイし、シクサーズをNBAチャンピオンに導けば、オラジュワンは改めてエンビードを評価することだろう。
なお、エンビードの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 33 | 361 |
平均出場時間 | 34.8 | 31.6 |
平均得点 | 33.6 (キャリアハイ) | 26.7 |
平均リバウンド | 9.8 | 11.2 |
平均アシスト | 4.2 (キャリアハイタイ) | 3.4 |
平均スティール | 1.0 | 0.9 |
平均ブロックショット | 1.7 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 3.7 | 3.4 |
FG成功率 | 53.6% (キャリアハイ) | 49.5% |
3P成功率 | 35.2% | 33.9% |
フリースロー成功率 | 85.4% | 81.5% |
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