ジョエル・エンビードがアキーム・オラジュワンに反論「バスケットボールIQがない」
NBAレジェンドのアキーム・オラジュワンは先日、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスタービッグマン、ジョエル・エンビードについて、「なぜ3ポイントを撃つんだ?」などとし、もっとインサイドでプレイすべきと指摘した。
オラジュワンによると、エンビードはNBA屈指のサイズとスキルを持つビッグマンであり、特にクラッチタイムではアドバンテージを活かしてインサイドでプレイすべきだという。
だが、エンビードはオラジュワンの考えが古いと感じているようだ。
エンビードはオラジュワンの指摘を受け、次のように反論。larrybrownsports.comが伝えている。
ドック(・リバースHC)がここに来た時から僕に言っているのは、ボールを持ちたい場所を見つけなければならないということだ。
以前はポストでもらいたかった。
間違いない。
だが、前にも言ったように、試合を通してポストアップすると簡単にダブルチームを仕掛けられてしまうんだ。
年寄りたちがいつもポストアップの話をしているのはおもしろいよね。
彼らはいつも「ペイントエリア内でプレイしなければならない」とか、そういったことばかり言っている。
そのやり方ではもう勝てない。
今は90年代や80年代のようなバスケットボールではないんだ。
彼らにはバスケットボールIQがないに違いない。
近年のNBAは一昔前とは異なり、ビッグマンにもアウトサイドシュートが求められている。
エンビードはインサイドで得点を量産できるだろうが、彼が指摘したように、おそらくすぐにダブルチームを仕掛けられてしまうだろう。
エンビードにはシクサーズを悲願のNBAチャンピオンに導き、彼のスタイルを否定しているオールドガイたちを見返してもらいたいところだ。
なお、エンビードの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 34 | 362 |
平均出場時間 | 34.8 | 31.6 |
平均得点 | 33.6 (キャリアハイ) | 26.7 |
平均リバウンド | 9.8 | 11.2 |
平均アシスト | 4.2 (キャリアハイタイ) | 3.4 |
平均スティール | 1.0 | 0.9 |
平均ブロックショット | 1.7 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 3.6 | 3.4 |
FG成功率 | 53.7% (キャリアハイ) | 49.5% |
3P成功率 | 35.2% | 33.9% |
フリースロー成功率 | 85.6% | 81.5% |
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