八村塁をトレードで放出したトミー・シェパードGM「ダニ・アブディアに機会を与えたかった」
ワシントン・ウィザーズは先日のトレードで八村塁をロサンゼルス・レイカーズに放出し、ケンドリック・ナンとNBAドラフト2巡目指名権3つを獲得した。
八村をトレードで放出したのは、今年夏にFAになる見込みのカイル・クーズマとクリスタプス・ポルジンギスと再契約できる自信があるためとされているが、理由は他にもあったのかもしれない。
ウィザーズのゼネラルマネージャーを務めるトミー・シェパードは、八村をトレードで放出した理由について質問されると、次のように答えたという。nbcsports.comが伝えている。
我々は「本当に必要なのは何なのか?」と考えた。
それはデニ(・アブディア)にもっと責任とプレイする機会を与えることだったんだ。
八村はウィザーズでシックスマンとしてプレイしてたが、使用率はカイル・クーズマ、クリスタプス・ポルジンギス、ブラッドリー・ビールに次ぐ数字を記録。
また、1試合あたりのFG試投数(10.8)もチームで4位となる数字だったという。
つまり、今後はアブディアがボールを持つ機会が増え、それが結果的に成長につながる可能性がある。
NBA入りする前はポストアップする機会が多かったアブディアは、パワーフォワードのポジションでプレイすることも増えるだろう。
八村のトレード後2試合連続でダブルダブルを記録しているアブディアにとって、今季はNBA選手として成長する最高のチャンスとなりそうだ。
なお、アブディアのここ2試合のスタッツは以下の通りとなっている。
– | DAL戦 | HOU戦 |
---|---|---|
出場時間 | 32:07 | 29:57 |
得点 | 15 | 10 |
リバウンド | 10 | 10 |
アシスト | 3 | 3 |
スティール | 3 | 1 |
ブロックショット | 0 | 1 |
ターンオーバー | 1 | 0 |
FG成功率 | 60.0% (3/5) | 30.8% (4/13) |
3P成功率 | 0% (0/1) | 25.0% (1/4) |
フリースロー成功率 | 81.8% (9/11) | 50.0% (1/2) |
+/- | +4 | +7 |
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