1月を勝率5割で終えたキャブスのJB・ビッカースタッフHC「我々はまだ学んでいるところ」

昨年夏のトレードでNBAオールスターガードのドノバン・ミッチェルを獲得し、ミッチェル、ダリアス・ガーランド、ジャレット・アレン、エバン・モブリーと強力なコアを手にしたクリーブランド・キャバリアーズには、NBAタイトル獲得の期待がかかっている。

新生キャブスは期待に応える戦いを見せていたものの、年が明けると調子を落とし、1月は8勝8敗と勝率5割にとどまった。

だが、キャブスの組織はチームを短期的な目線で見ていないという。

指揮官のJB・ビッカースタッフHCは新生キャブスについて次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。

我々はシーズンを通してこう言い続けている。

我々は完成されたチームではない。

我々はバックスやセルティックスのように（コアが）長年一緒にいるようなチームではない。

彼らは互いを理解しているが、我々は今も互いを学んでいるところだ。

個人としてそれぞれの道を見つけようとしているチームなんだ。

その言葉を裏付けるかのように、キャブスはNBAチャンピオン3度の実績を誇るダニー・グリーンを獲得し、元NBAオールスタービッグマンのケビン・ラブを放出したものの、トレード期限までにロスターを大きく動かすことはなかった。

キャリス・レバートなどトレードの噂が出ていた選手たちはさまざまな噂や憶測から解放され、シーズン後半はより集中してプレイすることができるだろう。

とはいえ、キャブスのファンは結果を求めている。

果たしてキャブスはケミストリーを構築し、シーズン序盤のような勢いを取り戻すことができるだろうか？

なお、キャブスの現在のロスターは以下の通りとなっている。