ニック・ヤングがラッセル・ウェストブルックを擁護「ニコラ・ヨキッチは批判されないのに・・・」
間もなくロサンゼルス・クリッパーズと契約する見込みのラッセル・ウェストブルックは、NBA史上最多となるトリプルダブル達成回数を誇る偉大な選手のひとりだ。
だが、「個人スタッツを狙っているだけ」などといった批判も少なくない。
多くのNBA選手はウェストブルックを称賛し、彼の偉業を疑問視するNBAファンに反論しているが、元NBA選手のニック・ヤングもウェストブルックを擁護した模様。
ヤングはデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチをウェストブルックを比較し、次のようにコメントしたという。clutchpoints.comが伝えている。
ラスが3年連続で平均トリプルダブルのスタッツを記録した時、彼は「スタッツを水増ししている」などと問題視されたよね。
だが、同じことをやっているジョーカーは3年連続でMVPを受賞する可能性がある。
毎年素晴らしいスタッツを記録し、素晴らしいレギュラーシーズンを送っている。
だが、批判されないんだ。
ヤングによると、ウェストブルックにはオクラホマシティ・サンダーをNBAファイナルに導いた実績がある一方で、ヨキッチがプレイオフでウェストブルック以上の結果を残すことができていないのも、ウェストブルックの偉大さを際立たせているという。
だが、ウェストブルックが批判を称賛に変えるには、チームをNBAチャンピオンに導くほかないだろう。
もしウェストブルックがクリッパーズをNBAタイトル獲得に導くことができれば、彼の偉大さは改めて評価されるに違いない。
なお、ウェストブルックとヨキッチのNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | R・ウェストブルック | N・ヨキッチ |
---|---|---|
出場試合数 | 1073 | 578 |
平均出場時間 | 34.4 | 30.7 |
平均得点 | 22.5 | 20.1 |
平均リバウンド | 7.3 | 10.4 |
平均アシスト | 8.4 | 6.6 |
平均スティール | 1.6 | 1.2 |
平均TO | 4.1 | 2.8 |
FG成功率 | 43.7% | 55.1% |
3P成功率 | 30.4% | 34.8% |
FT成功率 | 77.9% | 82.9% |
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