ポール・ジョージ「僕はナンバーワンの選手ではない」
ロサンゼルス・クリッパーズのポール・ジョージは、NBAを代表するスター選手のひとりだ。
NBAオールスターゲーム8度出場の実績が、それを証明していると言えるだろう。
だが、ジョージによると、所属チームがNBAタイトルを獲得するには、ナンバーワン選手になりたいという欲を持ってはならないという。
ジョージは自身について次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
インディにいたキャリア初期の頃、僕は望むものを手に入れたいと思っていた。
一番になりたかったし、すべてを担いたかった。
その後、いろんな怪我を経験し、リーグがどうなっていくのかを見て、ひとりではやれないということに気付いた。
それから「どうすればチームに貢献できるのか?」と考えるようになった。
最も高いレベルで勝利するためには、もしくは自分が目指しているところに到達するためには、「僕はナンバーワンの男ではない」と考えなければならないと思うようになったんだ。
ジョージはペイサーズ時代にMIPを受賞するなど、NBA選手として着実に成長した。
だが、当時のペイサーズはNBAプレイオフを勝ち上がることができず、ジョージはその後オクラホマシティ・サンダーに移籍。
現在は2度のNBAチャンピオンを誇るカワイ・レナード、サンダー時代のチームメイトであるラッセル・ウェストブルックと共にクリッパーズをフランチャイズ初となるNBAタイトル獲得に導こうとしている。
チームファーストの精神を身につけたジョージは、果たしてクリッパーズを悲願のNBAチャンピオンに導くことができるだろうか?
なお、ジョージの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 47 | 784 |
平均出場時間 | 34.4 | 33.6 |
平均得点 | 23.5 | 20.6 |
平均リバウンド | 6.1 | 6.4 |
平均アシスト | 5.2 | 3.7 |
平均スティール | 1.5 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 3.3 | 2.7 |
FG成功率 | 46.2% | 43.7% |
3P成功率 | 38.3% | 38.2% |
フリースロー成功率 | 86.9% | 84.9% |
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