間もなく復帰見込みのジャ・モラント「これ以上の問題は起こさない」
メンフィス・グリズリーズを指揮するテイラー・ジェンキンスHCは現地20日、NBAオールスターポイントガードのジャ・モラントが同22日のヒューストン・ロケッツ戦で復帰する可能性があることを明かした。
モラントはすでにチーム練習に参加し、先日の練習後にメディアインタビューに応じたというが、モラントはすでに前を向いている模様。
モラントは自身の行動を振り返り、次のようにコメントしたという。ESPNが伝えている。
僕は過去にネガティブな注目を集める過ちを多く犯してしまった。
それは間違いない。
僕だけでなく、僕の家族、チーム、組織にもネガティブな影響を与えてしまった。
その点については本当に申し訳なかったと思う。
前にも言ったように、今の僕の仕事はもっと責任を持ち、もっと賢くなり、これ以上の問題を起こさないことだ。
NBAはモラントが問題を起こした後、調査をスタートした。
その中でモラントがアルコールを飲み、酔っていたことが判明したが、それにより「モラントはアルコール依存症なのでは?」といった声もあがっている。
だが、モラントはそれを全否定した。
僕にアルコールの問題はない。
アルコールの問題を抱えたことは一度もない。
僕はカウンセリングのためにフロリダに行き、ストレスを管理する方法を学んだ。
これまでは自分で対処しようとし、それが失敗につながってしまったが、今はポジティブな方法でストレスに対処しようとしているんだ。
自分をより良い人間にし、メンタル面で良い場所にいるために、時間がかかった。
今も続いているプロセスだ。
僕のプロセスは続いている。
カウンセリングを2週間受けたが、完全に良くなったというわけではない。
だからプロセスは今も続いているんだ。
モラントは現地20日に行われたダラス・マーベリック戦で会場に姿を現し、ベンチでチームメイトたちを応援した。
グリズリーズのファンから歓迎された時、モラントは嬉しさと安堵を感じたと同時に、ファンのためにプレイすることを固く誓ったことだろう。
過ちを認め、改善に取り組んでいるモラントは、NBA選手としてはもちろん人間としても成長し、より愛されるNBA選手になるに違いない。
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