契約を3年残すユスフ・ナーキッチ「トレードを要求するつもりはない」
ポートランド・トレイルブレイザーズのNBAオールスターポイントガード、デイミアン・リラードが、ブレイザーズの組織に対して若手中心に再建するか、それともNBAチャンピオンを目指せるロスターを構築するか決断を迫った。
もしブレイザーズの組織が前者を選んだ場合、ベテラン選手たちをトレードで放出する可能性が高い。
そんな中、ベテランビッグマンのユスフ・ナーキッチが自身の去就について言及した模様。
ナーキッチによると、彼のほうからブレイザーズにトレードを要求するつもりはないという。ナーキッチのコメントをThe Oregonianが伝えている。
僕が望んでいる限り、ここの人々が僕を望んでいる限り、僕はここにいる。
どこか他の場所に行くために僕のほうからトレードを要求するつもりはないよ。
ただ、彼らが僕と引き換えにもっと良い選手を獲得できると考えているならどうだろうね。
もしブレイザーズが再建期に入るなら、ナーキッチをはじめベテラン選手たちをトレードで放出する可能性は高い。
一方、もしリラードをサポートできるNBAオールスタークラスの選手をトレードで獲得する場合、大型契約中のナーキッチはサラリーマッチのためにトレード要員になるだろう。
つまり、どちらに転んだとしてもナーキッチにはトレードの噂がつきまとうことになりそうだが、ナーキッチによると、トレードの噂は毎年あることであり、特に気にしていないという。
NBAスターを獲得するためにはナーキッチの他、サラリーマッチのためにシェイドン・シャープもしくはアンファニー・サイモンズがトレードパッケージに加わる可能性が高いというが、果たしてブレイザーズの組織はどのような決定を下すのだろうか?
なお、ナーキッチの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 52 | 463 |
平均出場時間 | 26.8 | 24.2 |
平均得点 | 13.3 | 12.3 |
平均リバウンド | 9.1 | 8.6 |
平均アシスト | 2.9 | 2.3 |
平均スティール | 0.8 (キャリアワーストタイ) | 0.9 |
平均ブロック | 0.8 | 1.2 |
平均ターンオーバー | 2.3 | 2.1 |
FG成功率 | 51.9% | 50.2% |
3P成功率 | 36.1% | 29.2% |
フリースロー成功率 | 66.1% | 67.1% |
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