クリッパーズがラッセル・ウェストブルックに対する出場停止処分を懸念?
ロサンゼルス・クリッパーズのラッセル・ウェストブルックは、現地16日に行われたフェニックス・サンズとのNBAプレイオフ・ファーストラウンド第1戦のハーフタイム中にサンズファンと口論を繰り広げた。
その後、NBAはウェストブルックが選手プロトコルを破った可能性があるとし、調査を開始。
NBAがどのような処分を科すかはまだ分からないが、クリッパーズは最悪の事態を想定しているのかもしれない。
heavy.comによると、クリッパーズはNBAがウェストブルックに対して1試合の出場停止処分、もしくは数試合の出場停止処分を科す可能性があることを懸念しているという。
NBAのルールブックには、「ハーフタイムと試合終了後、コーチと選手はコートを離れ、速やかにロッカールームに移動すること」と記載されている。
ウェストブルックの行為はこれを破ったことになるが、このルールは選手がコートにとどまってレフェリーを非難することを防ぐためにあるという。
つまり、ルールの目的を重視するなら、ウェストブルックがルールを破ったことにはならないかもしれない。
なお、元NBAオールスターポイントガードのアイザイア・トーマスは、2018年の試合中にスタンドに入ってフィラデルフィア・セブンティシクサーズのファンに直接注意した後、NBAから2試合の出場停止処分を科された。
ルール上、選手がスタンドに入ることはできないため、NBAはトーマスに出場停止処分を科したというが、果たしてNBAはウェストブルックの件をどう結論づけるのだろうか?
なお、現時点ではウェストブルックに出場停止処分を科す可能性は低いと見られている。
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