デンバー・ナゲッツのジャマール・マレーとニコラ・ヨキッチは、このNBAプレイオフでアンストッパブルなパフォーマンスを見せている。

マレーとヨキッチだけで50得点以上をあげることも少なくなく、マイアミ・ヒートのカイル・ラウリーも「ジョン・ストックトンとカール・マローンのようなコンビ」と評価し、止めるのが難しいことを明かした。

NBAオールスターのジミー・バトラーも、そう感じているのかもしれない。

バトラーはNBAファイナル第2戦の前にマレーとヨキッチを抑える方法について質問されると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。

タフ、タフだ。

彼らはどんなことでもうまくやる。

大半の時間を使って彼らに2選手をぶつけなければならない。

僕たちは対処しなければならない。

なぜなら、彼らはすべてのポゼッションではないとしても、ほぼすべてのポゼッションで攻めてくるからね。

僕たちはそこに集中するだろうが、パスがあり、50得点できる2人を抑えるのは誰であっても難しい。

それに、彼らにはコートのどこからでもシュートを撃てる選手が揃っている。

だが、望む場所にたどり着くためには困難なことをやっていかなければならない。

このNBAプレイオフを通し、マレーは平均27.6得点、ヨキッチは平均29.8得点を記録している。

どちらか一方を抑えようとするとどちらか一方に自由なプレイを許してしまうため、彼らを同時に抑えるのは不可能だろう。

だが、NBA屈指のディフェンダーであるバトラーとバム・アデバヨが奮起すれば、可能性がないわけではない。

果たしてヒートは第2戦を制し、シリーズをタイに戻してホームに戻ることができるだろうか？