ジェイソン・キッドHCがクリスチャン・ウッドに皮肉?「今は全員が勝者」
ダラス・マーベリックスは昨年夏にビッグマンのクリスチャン・ウッドを獲得した。
当時のウッドは「NBAオールスターになる」などと意気込みを語っていたが、シーズン後半に入ると出場機会が減少。
マブスを指揮するジェイソン・キッドHCは、十分な出場機会を得られないことに不満を漏らしていたウッドを快く思っていなかったと噂されているが、本当にウッドを良く思っていなかったのかもしれない。
キッドHCは現地29日に行われたメディアインタビューの中で今のマブスについて質問されると、次のように答えたという。larrybrownsports.comが伝えている。
全員が興奮している。
今は全員が勝者だ。
出場時間やシュートを打てないことに不満を言う選手はひとりもいない。
全員が良いムードの中にいる。
ウッドはロサンゼルス・レイカーズに移籍した後、指揮官のダービン・ハムHCについて「コミュニケーションを取ることができるし、話をすることができる。人間味もある」などと称賛した一方で、キッドHCに対する不満を示唆した。
ウッドの不平不満については以前から問題視されており、レイカーズでもそれが懸念されている。
果たしてウッドはバスケットボールに集中し、犠牲になることを受け入れながら勝利に貢献することができるだろうか?
なお、ウッドの昨季NBAオールスターブレイク前と後のスタッツは以下の通りとなっている。
– | AS前 | AS後 |
---|---|---|
G | 48 | 19 |
MP | 27.7 | 21.6 |
PTS | 17.8 | 13.8 |
TRB | 8.0 | 5.7 |
AST | 1.8 | 1.9 |
STL | 0.5 | 0.4 |
BLK | 1.2 | 0.8 |
TO | 1.9 | 1.5 |
FG% | 52.8% | 47.3% |
3P% | 37.8% | 36.8% |
FT% | 75.8% | 80.7% |