ゴーラン・ドラギッチがヨーロッパのクラブチームからのオファーを断った理由とは?
元NBAオールスターポイントガードのゴーラン・ドラギッチは先日、今季限りで現役を引退することを発表した。
昨年11月にはヨーロッパのクラブチームから関心を持たられていると噂されたが、ドラギッチによると、実際にヨーロッパの4チームからオファーが届いていたという。
では、なぜドラギッチはヨーロッパで現役を続けなかっただろうか?
ドラギッチはヨーロッパのクラブチームからオファーを受け入れなかった理由について、次のようにコメント。basketnews.comが伝えている。
正直に話すよ。
ヨーロッパからオファーが届いた。
ミラン、マドリード、パナシナイコス、バルセロナだ。
ヨーロッパには絶対に戻りたくなかった。
アメリカで暮らしている子どもたちと1年間離れて過ごすなんて考えられない。
唯一のオプションはマイアミ(・ヒート)だった。
彼らとは交渉したが、うまくいかなかった。
なぜなら、彼らには契約中の選手があまりにも多かったからね。
家にいる間は毎日トレーニングしていた。
今もトレーニングしている。
今の僕にとって最も重要なのは子どもたちだ。
僕は彼らを毎日学校に送っているけれど、キャリアを通してどれほどの時間を失ったのか実感している。
僕が引退を決めたのは、それが主な理由さ。
それと健康もだ。
僕の左膝はベストコンディションではない。
ドラギッチは彼をサポートし続けてくれたファンに感謝の意を示すため、今年8月23日と24日に母国スロベニアのリュブリャナでお別れイベントを開催する予定だ。
イベントにはドラギッチと同郷のルカ・ドンチッチや、元チームメイトのジミー・バトラー、ヤニス・アンテトクンポなども参加するという。
2日間にわたって開催されるイベントは、ドラギッチのバスケットボール史上最も盛り上がる試合のひとつになるに違いない。
なお、ドラギッチのNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | NBAキャリア |
---|---|
TM | フェニックス・サンズ ヒューストン・ロケッツ マイアミ・ヒート トロント・ラプターズ ブルックリン・ネッツ シカゴ・ブルズ ミルウォーキー・バックス |
G | 946 |
MP | 27.1 |
PTS | 13.3 |
TRB | 3.0 |
AST | 4.7 |
STL | 0.9 |
TO | 2.2 |
FG% | 45.9% |
3P% | 36.2% |
FT% | 76.6% |