カイリー・アービングが古巣ネッツとの対戦を前にメディアに注意喚起「大げさにすべきでははない」
ダラス・マーベリックスのカイリー・アービングが現地6日、古巣ブルックリン・ネッツと対戦する。
ネッツ時代のアービングはオフ・ザ・コートでさまざまな話題を振りまき、腫れ物扱いされてしまったわけだが、アービングは古巣凱旋によりメディアに過去を蒸し返される可能性がある。
アービングはそうならないためにも、純粋にバスケットボールを楽しむようメディアに注意喚起したようだ。
アービングは古巣凱旋前、メディアに向けて次のように釘を刺したという。アービングのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
ファンやメディアがどう考えているかは分からない。
だが、大げさにするのではなく、古巣との対戦で感じる感情を普通のものにしよう。
これは良いチームとのバスケットボールの試合だ。
バスケットボールの試合以上のものにならないようにしなければならない。
これはバスケットボールであり、楽しいものであるべきだ。
中には去ったことを喜ぶ人もいるだろうし、そうではない人もいるかもしれない。
ただ、それもこのリーグの一部さ。
アービングは最終的にネッツのオーナーのジョセフ・ツァイ、およびゼネラルマネージャーのショーン・マークスと仲違いし、トレードを要求したとされている。
だが、それから1年が経ち、ネッツはネッツの道を、アービングはアービングの道を進んでいる。
アービングとネッツの間にあるしこりが消えることはないかもしれないが、彼らは過去ではなく未来を見て歩き続けることだろう。
なお、アービングの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 28 | 699 |
MP | 33.4 | 34.3 |
PTS | 25.1 | 23.5 |
TRB | 5.1 | 4.0 |
AST | 5.4 | 5.7 |
STL | 1.4 | 1.3 |
TO | 1.6 | 2.5 |
FG% | 47.5% | 47.2% |
3P% | 41.5% | 39.2% |
FT% | 89.6% | 88.5% |