コービー・ブライアントの死は、多くの人々に多大な影響を及ぼしている。

バスケットボールにより情熱を捧げることを誓ったり、周囲の人々を批判するのではなく愛することを誓ったりなど、反応はさまざまだ。

ブライアントがまだ全盛期の時にNBA入りしたデリック・ローズは、前者なのかもしれない。

ローズはブライアントについて次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。

「俺の労働観は、コービーについて聞いたものをもとにしてる。すべて彼がモデルさ。すべて彼から来てるんだ」

「彼は選ばれし人間。俺にとってだけじゃなく、俺たちの世代の全員にとってね」

キャリアを危険にさらすような大怪我を2度負い、その後も厳しい時間を送っていたローズ。

だが、折れることなく働き続け、ついに復活を遂げた。

それもブライアントの影響があったのであろう。

全盛期のブライアントを知るひとりとして、ローズには強いハートでプレイし続けてもらいたい。

なお、今季のローズは43試合に出場し、平均26.7分のプレイで18.9得点、2.6リバウンド、5.9アシスト、FG成功率49.9％（キャリアハイ）、3P成功率31.8％を記録。

キャリアを通してシカゴ・ブルズ、ニューヨーク・ニックス、クリーブランド・キャバリアーズ、ミネソタ・ティンバーウルブズ、デトロイト・ピストンズでレギュラーシーズン通算589試合に出場し、平均32.7分のプレイで18.8得点、3.4リバウンド、5.6アシスト、FG成功率45.7％、3P成功率30.5％を記録している。